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爽やかな美味しさ オレンジフレンチトーストを食べよう

フレンチトースト、美味しいですよね。
ふわふわの食パンで作るのも、バリッとしたバゲットで作るのも、それぞれの良さがありますが、どちらかというと、バゲット派の我が家。
卵液はじっくりしっかりと染み込んでいて欲しいけれど、パンがぐずぐずやわやわになり過ぎてない方がいいなぁ、となると漬け込みのタイミングを計りやすく、そして焼きやすいのもバゲットに軍配が上がります。
食べよう食べようと思っていたのに、日が経ってしまってかたくなったバゲット救済、というのにも最適ですしね。

そのフレンチトースト「牛乳に全卵、好みでお砂糖、そしてバニラオイル」という感じで準備をするのだけれど、友人がですね
「牛乳で作るフレンチトーストが私には重すぎるから、いつもオレンジジュースで作ってる」
と言うんです。

最初、全然ピンとこなくて。
牛乳と卵、そこにお砂糖というのは味のイメージが出来るんです。でも「卵とオレンジ」って?
彼女のInstagramで何度か登場するそのフレンチトースト。知ってみたいような、怖いような。

やってみたけど、だめだー、コレは合わんかったーとなるのが怖い。
例えば、某シュークリーム屋さんで季節限定で発売される『みかんクリームシュー』みたいなの、苦手なんです。
せっかく作ったのに、ああ残念となり、さらにその日の朝ごはんはさてそこからどうする?みたいになるのが嫌でなかなか手を出せずにいました。

それが昨年末に彼女と会う機会があって、いろんな話の中で『オレンジフレンチトースト』の話題になり、
「あれは、レーズンパンで作るとより美味しいんだよ」と教えてもらったんですね。
そうしたら、おお!ああ、なるほど。
と、なんだかストンと納得出来てしまって、いやそれはきっと私、好きだわ。

そういうわけで、焼きました。

【材料】2人分
レーズンパン 厚切り2枚
全卵 2個
オレンジジュース(果汁100%)300cc
(お好みで砂糖追加ももちろんアリです)

【作り方】
を書こうと思ったのだけど、卵とオレンジジュースを混ぜた液にレーズンパンを浸して、それを焼く。
というだけなんですよね。そう、だけ、です。

パンの切り方 変えてみた

オレンジジュースの糖分?レーズンパンの?なのかどうかがわかりませんが、いわゆる普通のフレンチトーストよりも焼き色がつきやすく感じます。
なので弱火でゆっくり、様子をみて焼いてください。

今回はこの『オレンジフレンチトースト』に最初から『メープルベーコン』を添えるつもりでいたので、パンを焼く際にバターは使わず、米油を薄ーくフライパンにひきました。

カリカリベーコンにメープルシロップ

鮮やかな黄色の『オレンジフレンチトースト』
メープルシロップをかける前提だったので、レシピに砂糖は入っていないのですが、レーズンパンの自然なフルーツの甘みを感じつつ、なんとも爽やかなオレンジの香り、味わい。
たしかに牛乳で作るよりも軽やかです。
そこにメープルベーコンの“甘じょっぱい”が重なって、なかなか朝からテンション上がる贅沢な一皿になりました。

牛乳で作る「ほわんと優しいマイルドな」フレンチトーストも、オレンジジュースで作る「爽やかフレッシュな」フレンチトーストもいいものだ!
これからはどちらも楽しんでいこうと思います。

ちなみに、メープルシロップは「あとがけ」したんです。

メープルシロップかける前

そしたらね、
「今度はパンを焼いている横でベーコンを焼いて、パンを取り出したあとに、そこにメープルシロップを垂らしてみて」とのこと。
そしてさらに、
「お皿に盛り付けてから追いメープル」だそう。

おー「オレンジ」で爽やか仕上げだけれども、一緒にベーコンを焼くことでなんというかガッツリした感じに仕上げるのかな。
メープルシロップもたっぷりコースだね。

ベーコンから出る脂があまり得意ではないので、いつも脂はペーパーでこれでもかと吸い取ってカリカリベーコンに仕上げていましたが、どうやらその脂も追加しての「旨さ」の追求のよう。
夫は好きかも♪ やってみなくては!

あと、レーズンパンは縦にカットするよりも、横にカットした方が焼く際に扱いやすく、盛り付けも形を作りやすかったなぁ。
(これ書いておかないと私が忘れそう、ということで)
次は2枚とも「横」でカットしよう。

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