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簡単に“卵黄とろ〜り”なオープンサンドのコツは温玉です

朝はパン食が中心の我が家です。
ソフトもハードもどんなパンも好きですが、朝食のテーブルに並んで華やかな雰囲気になるオープンサンドが特に大好き!
食パンでもカンパーニュでもどちらでも好きだけれど、そこに「卵黄とろ〜り」というオプションが付くともうさらに好き、テンション爆上がりします。

簡単に作るならば「目玉焼きのっけ」なスタイルが1番お手軽。
どんなパンでもトーストしておいて、その上に黄身を半熟に焼き上げた目玉焼きをどーんとのせれば完成。願いは叶う。
いわゆる「ラピュタパン」と呼ばれるものですよね。

でも、世の中には目玉焼きをのせるスタイルじゃないラピュタパンも存在します。
厚切り食パンなどの耳の部分にそって、ぐるーっと囲むようにマヨネーズで土手を作り、その中に生卵を割り入れてトースターで焼くバージョン。
ちょっと焦げたマヨネーズとじっくり火が通った卵。カリッと焼けたパン。
マヨネーズがまあまあの量必要になるので、摂取カロリーを考えたら躊躇しちゃうけど、そりゃ美味しいはず。うん、マヨネーズ、美味しいよね。

しかし、です。
このトースター(グリルなど)で「生卵にいい具合に火を入れる」って、なかなか難しい。
やってみたことありますか?

我が家はいつも魚焼きグリルを使ってパンはトーストしている(トーストモードがついている)のですが、土台になっているパンは焦がさずに、うまく白身にはしっかり火が通り、黄身はとろりと流れるような半熟に、という火加減が出来ない。

白身を優先すると、パンの裏が焦げるし黄身も硬い。黄身がちょうどいいかな?という状態だと、白身がまだ半透明、とか。
ここにさらにとろけるチーズ(シュレッドチーズ)も追加しちゃうと「チーズのとろけ具合」という調整も入って、もう何を優先すればいいやら、となるんですよね。

それが、これ見てください。

どうどう?理想的でしょ?
カンパーニュの裏面をお見せできないのが、残念なくらいです。

卵の白身はしっかり白くなって火が通っていて、黄身はとろとろとろーっと。
チーズもゆるっととけていて、しらすものせているのですが、カリッと水分が飛んでる感じです。

これ、生卵ではなくて温泉たまごを使いました。

焼き上がりはこんな感じです。
こちらはカンパーニュの上にさらにパンプキンのマッシュものせてあって、ボリューミー。
この1枚で、野菜も摂取しちゃおうという欲張りメニューになっていますが、とにかく「チーズ」さえ好みの具合まで緩んでくれればOKなんですよね。

ちなみに、シュレッドチーズは使う時に必要な分だけ電子レンジで20秒くらいチンすると、見た目は全然変わりませんが、その後焼いた時に短時間で緩んでくれてとても伸びが良くなるので、このひと手間もおススメです。

ちなみに「温泉たまご」ですが、私は

1. 鍋に湯を沸かす
2. 沸騰したら火を止め、冷蔵庫から出した卵を入れる
3. 5分間放置する
4. 5分経ったらすぐに取り出して冷水につける

という方法で作っています。
直径14センチくらいの小鍋にたっぷり沸かして、卵は最大4個まで。
卵が冷えたら、殻に「温玉」ってサインペンで書いて冷蔵庫の卵置き場に戻してます。(夫が事故るの防止)

温泉たまごで作ると火加減問題に悩まされずに簡単に「卵黄とろ〜り」なオープンサンドが楽しめますので、年末年始、お節に飽きたら??どうぞお試しくださいませ♪

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