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【おうちで作ろう】ピエール・エルメのガトーショコラ【レシピ】

長くなった「おうち時間」を楽しく過ごす手段として、お料理やお菓子作りをされている方、多いですよね。
そして、そんな風に時間を過ごそうとしている人たちに向けて、シェフやお店がいろんなレシピを公開してくれています。

我が家の先日のランチになった「クロックマダム」もその一つ。中目黒にある、大好きなお店がインスタグラムに掲載してくれたレシピでした。

外出自粛で、営業も自粛なこの頃では、こういうレシピの共有は、私のような食いしん坊にとって幸せ以外の何ものでもありません。
嬉しいなぁ、ありがたいなぁ、と思ってブックマークしたり、保存したりしているのですが、今回のこちらもそんなレシピの一つです。

KAMIYAシェフ、ありがとうございます!

あの【ピエール・エルメ】のガトーショコラがお家にいながらにして、食べられる!というか、本物を食べたことはないんだけれど、憧れショップが「こんな感じだよー」と言っているものを試すことが出来る。
そんな楽しいことってあるでしょうか。
そりゃ、焼きますよね。食いしん坊ならば。

さて、それでは、、、ということで材料を揃えるわけですが、パッと見ただけでまずは「室温バター250g」というところで怯みます。

むむむ

この量は、、、多いぞ。。。

日頃、レシピ本などを参考にお菓子を作っている人ならば、きっとすぐにピンとくると思うんですが、なかなか日本のお菓子作りのレシピ本に「バター250g」って表記は出てこないよね。
だってそれって、買ってきたバター丸々1個分。もしくは足りないくらいじゃない?
気軽にお家で焼くお菓子にしては、材料費もなかなか高額になっちゃう上に、出来上がったお菓子は「カロリー爆弾」です。

そこで、ひとまずエルメ様のレシピは横に置いておいて、クックパッドとかネット上にある「ガトーショコラ」のレシピを観察します。
そして、材料や作り方が似ているレシピでは、バターがどれくらい使われているのかをチェック。
そうすると、、、「日本のご家庭向け」に焼くならば、大体半量で作ってみるのが良さそうだな、と予想できます。

なので、材料はこんな感じに。

<材料>
無塩バター 125g(室温に戻す)
砂糖 90g、全卵 100g、振るった薄力粉 35g
チョコレート 125g(湯煎して溶かして使う)

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↑ 室温に戻しているところです。
卵も冷蔵庫から出したてだと、バターと合わせたときに分離するので卵も室温に戻します。(めんどくさいときは、殻のままぬるま湯につけたりしちゃいます。邪道?だめなのかな?わかんないけど、冷え冷えよりかはいいはずです)チョコレートは湯煎するので別にいいのですが、普段、冷蔵庫に保存しているので、バターと卵を出したついでに出しておきました。

そして、型の用意です。
バター125gで焼くガトーショコラの場合は、18cmのパウンド型1台分がちょうど良さそうでしたよ。

「型にバターを塗って粉を振る」というのは、フィナンシェを焼いたりするときにも行う作業ですが、バターの塗り加減、粉の振り加減は慣れていないと不安。。。ついつい、塗りすぎ、振りすぎちゃうし、貴重なバター、周りに飛び散ってロスになる小麦粉が気になります。
だから、もうここは、クッキングシートを敷き込んでしまいましょう。
でも、このご時世、わざわざクッキングシートを買いに行かなきゃならない!となるんだったら、今、その手元にあるバターを塗って、小麦粉を叩いてくださいませ。

さあ、では作りましょう

<作り方>
バターが柔らかくなったら、ホイッパーでぐるぐると滑らかになるように混ぜます。そして、そこにお砂糖を加えて、さらにぐるぐる。
続いて、溶いた卵を少しずつ加えて、ぐるぐる、また加えてぐるぐるを繰り返し、分離しないように頑張ってぐるぐる。だけど!「あー、これは分離してしまいそうだ」と思ったら、次に入れる予定だった薄力粉を小さじ1くらい先行して入れてぐるぐる。「あら不思議、分離の危機から救われた、良かった〜」と思いながらぐるぐる。
なんだかんだで卵が全量入ったら、薄力粉を加えてサッと混ぜ、溶かしたチョコレートも混ぜ込んだら生地の完成です。
※突然「溶かしたチョコレート」が出てきてしまった。。。
※チョコレートはあらかじめ湯煎にかけておきましょう。

全部混ぜ終えた生地をクッキングシートを敷いた型に入れたら、底をテーブルなどに2、3回落として、余分な空気を抜いてからオーブンへ。
※予熱、、、しておいてくださいね。180度ですよ。

あとは180度で25〜30分焼けば、出来上がりです。

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焼きたては膨らんでいて柔らかいので、粗熱がとれたら型から出します。
割とガッツリと火を入れた印象。
最初はパウンドケーキのように真ん中が膨らんでいますが、冷めると沈みます。型から出して完全に冷ましたら、ラップなどでぴっちりと包んで冷蔵庫に入れて保存しました。

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外側はサックリとした食感、中心部分はねっとりとした濃厚さが楽しめるガトーショコラになりました。

今回はカカオ分が72%というビターなチョコレートを使用したので、甘さ控えめの大人味。
いちごの赤色と粉糖でお化粧していただきました。
18cmのパウンド型でも、大人二人だと4日分くらいのおやつは確保できちゃいます。

ちなみに「ピエールエルメ ガトーショコラ」で検索すると、同じ材料・分量でもまた違った手順で作るレシピも紹介されています。

ピエール・エルメさんのこちらのレシピに限らず、こうやって「溶かしバターに砂糖」とか、「バターとチョコレートを一緒に湯煎」みたいなレシピもあるガトーショコラ。
作り方を変えて、食べ比べをしてみても楽しそうですが、それはお友達とかみんなで気兼ねなく大勢集まれるようになってからじゃないと、我が家で消費しきれなくなりそうなので、今のところ、お預けだなぁ。


今回の元々のレシピは「ピエール・エルメ」さんの公式Instagramで公開されたものです↓

やっぱりどーんと大きそう!
そして、ガッツリ焼きの印象!

あらためまして、素敵なレシピと機会をありがとうございました。






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