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後悔の砂に苛まれる

悲しみに底は無いようで
篩に掛けて残るのは
ざらついた記憶
鮮明に思い出してしまったんだ
知っている音や匂いを
感じた時だけ思い出せたら
後悔は減るだろうか
今を生きれるだろうか
砂時計は逆さまにしたばかり
時間が解決してくれるなんて困難だ
この命が終わったら
砂になって
風に吹かれて
跡形もなく
消えてしまいたい
何処かで生きているかもしれない可能性を
捨てきれないまま貴方の心には残りたい

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