見出し画像

ぶらり九州の旅〜「CYaRon!First LOVELIVE! ~ Braveheart Coaster ~」のついでに〜

去年の旅の思い出の話です。

私事ですが、先日2月24日は私の誕生日でした。おめでとう、私。今年の誕生日は特にケーキを買うわけでもなく特に定時で帰れるわけでもなくありふれたいつもの平日で。そういえば去年は何をしていたのかなと振り返ってみたら九州にいました。

なぜ九州にいたのかと言えば2020年2月22、23日に「CYaRon!First LOVELIVE! ~ Braveheart Coaster ~」が開催されていたからです。当時はまだ感染症の流行が1年後もとんでもないことになっているとは正直思っていませんでした。2月末と言えば、いち早くブシロード関連のコンテンツがイベント中止に舵をきりはじめた頃です。良かったのか悪かったのかという話はさておき、このライブは開催すると判断されました(結果論ですが幸いクラスターは発生せず)。今のところラブライブ関連で収容人数制限がなく声出しや起立も許された最後のライブということになります。そして今ほど感染症対策が徹底されていなかった頃の最後の旅ということでもあります。

3rdライブのときは空路を使いましたが今回は陸路で。沼津近辺から5時間くらいで行けてしまうことに驚きです。シンカンセンスゴイハヤイ。

画像1
画像2

小倉駅は新幹線に加えてモノレールもとまります。みっちり綺麗に収まっていたので最初気がつきませんでした。

画像4

お恥ずかしながら福岡の土地勘がまるでなくて知らなかったのですが、小倉はわりと山口県に近い位置にあるんですね。せっかくなので下関方面に向かって、ふぐ刺しとふぐのヒレ酒を頂きました(ので私は運転していません)。

画像5

角島大橋。「つのしまおおはし」と読みます。できた当時は離島に架かる橋かつ無料で渡れる一般道路の中で最長(1780 m)だったそうです。海の手前から奥にかけての色のグラデーションが堪らなく綺麗です。

画像6

せっかくなので(?)、「Braveheart Coaster」を流しながら走りました。島側を深く散策する時間はなかったので、渡って眺めてすぐに戻っています。島側からの写真は逆光で綺麗に撮れたものがありませんでした。

画像6

さらに海沿いを走って元乃隅神社へ。「もとのすみじんじゃ」と読みます。崖に向かって降りながら幾重にも連なる鳥居が綺麗です。波が強く打ちつけていたのでその都度しぶきが舞い上がり、虹が架かることもありました。カメラを構えたときにはなかなか架からず、諦めたときに限って架かるというあるあるの壁を越えて撮れた個人的に奇跡の一枚。

画像7

入り組んだ岩場で砕ける水の色合いがとても綺麗です。水が好きなんだな私。

画像8

連なる鳥居は心を許すと吸い込まれてしまいそう。

画像9

たぶん関門橋。「かんもんきょう」と読みます。橋に限らず規則的に鉄骨の組まれた人工建造物ってよくないですか。

日を改めやってきたのは大分県。沼津が舞台の「ラブライブ! サンシャイン!!」の聖地が、遠く離れたここにもあります。

それは諏訪ななかさんが演じる松浦果南がセンターを射止めた3rdシングル「HAPPY PARTY TRAIN」のライブパートの舞台になった豊後森機関庫です。「ぶんごもりきかんこ」と読みます。

画像12
画像10

黒光りする重厚な存在感がいいですね。カッコいい。

画像11

ローアングルからもパシャリ。

画像13

裏から撮ると廃墟感がすごい。私が写真に人を入れることを嫌っているのでまったく人がいないかのようですが、実際は多くのファンで賑わっていました。多くの人はライブのついででもないとなかなか足を運べないですしね。

画像14

さらに足を伸ばして熊本県の大観峰。天気にも恵まれ、パラグライダーがとても気持ち良さそうでした。いつか空を飛んでみたい欲はあります。

画像15

これがカルデラ。地理の授業で覚えたけれども見たことがなかったカルデラ。Fate/Grand Orderの影響で何度もカルデアと間違えたカルデラ。眼前に広がる壮大な光景の前では私の存在や悩みが随分とちっぽけに感じてしまい、ちょっとした悟りを開きそうでした。

おしまい。

あちこちと足を伸ばして楽しい旅路でした。楽しい誕生日でした。お気づきの方もいるかと思いますが、今回ほぼ福岡県にいませんでした。福岡県はライブのためだけでした。グルメもあまり堪能できていないので、また九州にお出かけすることがあれば次は食い倒れたいなぁという野望があります。

まずは何よりライブと打ち上げと観光を後ろめたさなしに純粋に楽しめる平和な日々がやってきますように。

余談
以下はライブ会場近辺の写真です。

画像16

仲間に集合場所を知らせるための何気ない1枚ですが、マスクをしている人としていない人が混在していたり、部分的には密だけれど全体的には間隔があいていたり、感染症対策が徹底されるまでの過渡期を映す1枚となりました。1年前はまだこういう中途半端な時期だったのです。

このあとに開催されるはずだった「AZALEA First LOVELIVE! ~ Amazing Travel DNA ~」は中止に。1年後に企画された「AZALEA First LOVELIVE! ~Amazing Travel DNA~ TRY AGAIN」も中止に。

今日は残念ながら特別配信企画です。無観客ライブで済ませなかったということは「RETRY AGAIN」を考えておられるのだろうと前向きに捉え、いつまでも楽しみに待っています。チケットがご用意されるかどうかはさておいて。

関連記事

抱き合わせのライブの話。

頂いたサポートは、美味しいものを経て、私の血となり肉となる。