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沼津の5月末は「ぬまづ港の街BAR」でハイ乾杯!

昼間っからお酒を飲むのは楽しいよねという話をします。昼間っからご機嫌です。

毎年だいたい5月末の土曜日、沼津市では「ぬまづ港の街BAR」なるものが開催され、5枚綴りのチケットを手に握り、沼津港や街中をぶらりと歩けば、参加店舗でこの日のためのBARメニューを楽しむことができます。

チケットの受け取りは沼津港の顔といってもいい新鮮館の入り口。前日20時までにGoogleフォームで予約できる前売り券であれば5枚綴りで4000円、当日券であれば5000円。一部店舗では事前に前売り券を買っておくこともできるようです。

パンフレットを片手にどのお店に行こうか考える時間もまた楽しいもので。BARといってもお酒だけでなく干物と交換や丼のみなど、老若男女誰でも楽しめるような選択肢になっています。まぁね、私はね、お酒がついてくるところをね、優先的にね、選びましたけどね!

ごらん麒麟ちゃん、浜焼きだよ

1枚目は海女小屋BBQさんで缶ビールと浜焼き4点盛り。ホタテとイカと赤エビとホンビ貝。もう既にご機嫌です。エビは頭からバリバリいけます。エビ味噌うまー! BARメニューで足りなければ、いつも通り奥で好きな魚介を選んで買って焼くこともできます。しかし私の街BARはまだ始まったばかり。ここで腹を満たすわけにはいかぬのだ。

緑茶かな? 緑茶じゃないよ。日本酒の出汁割りだよ!

2枚目は沼津港あした葉さんで静岡タルタルのアジフライと日本酒の出汁割り。日本酒の出汁割り初めて聞いた。こういう機会でもないと飲まない気がしたので選んでみました。このお店はアジの活け造りである踊りアジが有名で、まだサイドメニューのアジフライに手を伸ばしたことがなかったく、それを食べられたのも嬉しかったです。緑茶とワサビの風味をほんのり感じる緑タルタル美味しい。次きたらアジフライもセットで頼んでしまいそう。

これが800円ってマジ???

3枚目はうなぎ処京丸さんでうな丼とビール。え、これが、800円のチケット1枚はバグか何かじゃないですか??? 外のテイクアウトの弁当も大盛況でした。静岡のうなぎはお店によってしょっぱさを感じたりするのですが、ここは甘辛で愛知のうなぎに近いような気がしました。3杯目のお酒を飲んでいるので気がしただけかもしれません。すれ違う人が「来年も京丸にしようよ」と溢していた圧倒的なコストパフォーマンス。また来たくなる気持ち、わかります。

脂の乗ったサバがうまい。

4枚目は沼津かねはちさんでサバのお寿司とビール。これまであんまり〆サバ好んで食べる方ではなかったのですが、昨年このお店で食べて目覚めました。今年も来たよ。昨年は銀サバ炙り棒寿司がなかった気がします。ご飯がただの酢飯ではなく風味豊かで美味しかったです。

海の宝石と言いたくなるマグロの美しい輝き。

5枚目は鮨庵さいとうさんでマグロ握りとビール。そこそこお高いお店で普段はふらりと気軽に立ち寄ることができないのですが、この日はチケット1枚でその味を堪能することができます。お上品。生臭さも雑味もないホンモノのマグロの味がそこに。いつか名物の「うに入りいか鉄砲」も食べてみたいです。

……というわけで12時過ぎから食べ始めて待ち時間やら何やらで気がつけば17時半。もはや何が昼飯で何がおやつで何が晩飯かわからず、食事の管理をされてたらめちゃくちゃ怒られそうな飲み食いでしたが、大満足の半日でした。このイベントのいいところは、普段は行かない、行けないお店に気軽にチャレンジできるところだと思っています。そこで味を気に入れば普段使いのお店の選択肢が増えますからね。何度も来ている沼津にもまだまだ知らないお店がいっぱい。まだまだ来年もチケット片手に楽しめそうです。お店の方やスタッフの方はバタバタと大変そうでしたが、素敵なイベントをどうもありがとうございました。

余談
5枚使い終わって新鮮館の入り口でジャズを聴きながら外の空気で涼んでいたところ、沼津市長さんがいらっしゃっていて。お話できたらなと思うも次から次へと人が寄ってきていてなかなかタイミングが掴めず。みんなから愛されている様を眺めていたら、空いたところで市長さんから私たちのほうに歩み寄ってきてくださいました。じろじろ眺めすぎていたかもしれん。「ふるさと納税の使い道は市長に任せています」「ということは市長権限でラブライブ !サンシャイン!! にも使えるんですよね?」「イベント費用としてね」と冗談も交えてご挨拶と名刺交換を。いやこれただの酔っ払いのウザ絡みだな?? 快く記念撮影まで応じてくださりありがとうございました。

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