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「TOKIMEKI RunRuns」の攻略のようなもの〜何はともあれアクセスガイド〜

「TOKIMEKI RunRuns」はラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の「広がれ虹のWA!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会テーマ別活動」という企画の中でIT活用チームの3人が雑誌の中で作成していたゲームアプリです。もう一度言います。雑誌の中で作成していたゲームアプリです。

現実のゲームアプリとしてリリースされました! そんなバカな! もうちょっとスクスタをどうにかするとか他にやることあるやろ! とツッコミながらもそれはそれ。これはこれ。早速ダウンロードして遊んでみました。

内容は、画面上に線を引くことで足場を作成して爆走するニジガクメンバーをゴールに導くアクションゲームです。泡に閉じ込められたファンにニジガクメンバーまたはファンが触れるとファンが飛び出て爆走します。いかに多くのファンを解放し、いかに多くのファンを落とすことなくゴールさせるかの戦いです。すべてのファンを解放してすべてのファンをゴールに導ければパーフェクト! ニジガクメンバー毎に3ステージずつ用意されており、すべていい感じにクリアしたり、すべてパーフェクトを取ったりするとご褒美イラストがGETできます。

人によって好き嫌いはあると思いますが、私はめちゃくちゃ好きなタイプのゲームでした。死に覚えゲー。パーフェクトを取るためのルートを構築し、ルートを辿れるように線を引きます。つまり、脳内で描いたものを指先で再現することを試みるゲームです。だいたいうまくいかずにファンが解放できなかったり落下したり。ちくしょーめ! 端末を投げたくなる衝動に駆られることもしばしば。その分、うまくいった時の達成感が堪りません。1プレイあたりの所要時間が短いので隙間時間にちょちょいと遊ぶのにいいんじゃないでしょうか。

うっかりハマってリリース2日で全ステージのパーフェクトを達成しました。ステージ追加、待ってます。一方、リリースから2週間経った今、そういえば話を聞かなくなりました。ネタで作られた無料アプリの話題性なんてそんなもんでしょと言われればその通りです。個人的にはゲームの勘所を掴む前に飽きられてしまっているんじゃないかという気がしていて、そうだとしたらもったいない! そのあたりの解消に繋がりそうな部分を紹介することで、みなさんをクリアやパーフェクトに導ける線が引ければと思います。

いちばんの攻略法を教えてくださいと言われたら、何はともあれ「アクセスガイドを設定する」です。アクセスガイドとは何か。例えば子供にゲームをやらせるために端末を渡すとします。ゲーム以外を弄られると困りますよね。画面がゲーム以外に遷移しないようにロックするシステムがアクセスガイドです。このゲームの操作面での致命的な欠点は、焦りながら下から上へ、上から下へと線を引こうとすると、ホームに戻ったり通知センターに飛んだりしてしまうことです。このストレスのせいでTOKIMEKI RunRunsをやめた人、結構多いんじゃないでしょうか。ここさえ乗り越えられれば、そこそこ面白いんですよ、このゲーム。アクセスガイドを設定するだけでパーフェクトまでの道のりはぐぐっと近くなります。これはiOSに限った話ですが、雑に調べてみるとAndroidにも似たような機能はあるようです。そもそもAndroidでも同様のストレスを感じるのでしょうか。

次に押さえておきたい仕様をいくつか紹介。

・線は何本でも引ける。
何となくひと筆でゴールまで導きたくなりますが、その必要はありません。ひと筆ではクリアできないステージもありますし、ひと筆でいけるステージも、ひと筆への拘りを捨てることで難易度が下がることがあります。ゴールまで線が引けて安心していたら忘れたころにやってきたファン落下とかよくあるので線の下にセーフティーネット的な線を重ねておくのは有効です。

・ファンの解放はファンでもできる
当たり前といえば当たり前なんですが盲点といえば盲点です。何となくニジガクメンバーで直接解放しにいきたくなりますが「あれ? これニジガクメンバーで解放する必要なくない?」という視点によって難易度が下がることがあります。どれをニジガクメンバーで解放してどれをファンで解放するのか。それを考えるのがこのゲームの本質と言っても過言ではありません。

・泡に掛かるように線を引くとファンは落ちる
これは重要なポイントです。ファンを落とさないようにするためには泡の下に線を引かなければなりません。後半にはニジガクメンバーとファンを分岐させないとパーフェクトが取れないステージが存在し、分岐させるために敢えて泡に掛けるように線を引くことで活路を見出せることもあります。

・ちょっとした段差でも引っかかって進めない
足場に向かって線を引くとき、足場の真ん中あたりに線を繋げてしまうとだいたい足止めされます。足場の上辺に線を繋ぐくらいの意識がちょうどいいです。ここでお気づきの方もいるかもしれませんが、泡、泡、泡、足場みたいに並んでいる場合、泡に対しては線を下側に引かなければならない(落ちるから)のに、足場に対しては線を上側に引かなければならず、泡の流れに沿ってうっかり足場まで引いてしまうと引っ掛かってしまうんですね。一方で、落ちさえしなければ取り戻しがきくので、これを利用してあえて引っ掛けて足並みを揃えるという技もあります。

・ニジガクメンバーとファンは体格が違う
見たまんまですが、プレイしているとこの体格差にイラつくことがよくあります。体格が違えば挙動も違う。ニジガクメンバーのほうが背が高いので、天井に対してニジガクメンバーが通れる高さを意識して線を引かないと、ニジガクメンバーだけ引っ掛かってファンだけ爆走します。やっちまったな! これを逆手に取ってファンだけを爆走させることが勝利に繋がるケースは……パッとは思いつきません。ファンのほうが体が軽いです。上に払うように線を引くとファンの方が遠くに飛んでいきます。なので飛ばす必要がなければ線の末端を上に払わないほうがまとまってくれます。越えられる段差や勾配も違うような気がするのですが、ニジガクメンバーだけが行けるときもファンだけが行けるときもあり、どちらがどうと単純に説明するのは難しいです。

・障害物に当たっても死ぬわけじゃない
ステージに配置された障害物に触れるとニジガクメンバーもファンもその場で一時停止します。障害物で困るのは一時停止すること自体ではなく、それによって団体が乱れて遅れたファンが落下してしまうことです。避けるか触れないように障害物の前に線を引いてガードするのが基本ではありますが、手段を問わず、ニジガクメンバーもファンも1人残さずその場に留まらせることさえできれば大きな問題にならないことを覚えておくと、障害物が障害にならない(避ける必要がない)こともあります。

・とにかく落とさなきゃよい
これに尽きます。線で円を描いてニジガクメンバーとファンを囲ってしまうのもいいでしょう。壁と線を使って閉じ込めるのもいいでしょう。線と線を交差させて閉じ込めようとすると何故かファンがすり抜けることが多いです。線で円を描くのは線が消えた時に事故りやすいので要注意。壁と線を使って閉じ込めるのは足場に引っ掛けるのと同様に足並みを揃える時にわりと重宝します。

攻略というか基本操作の延長線のようなことしか書いていませんが「それならあのステージ出来るかも」というちょっとした気づきに繋がっていれば幸いです。36ステージ毎の攻略はそこそこ大変そうなので機会と需要があれば。ちなみにアクセスガイドはスクフェスのスイングアイコンでホームに戻る問題も解決してくれます。

余談
・爆走に逆らうこともできる

全ステージでいちばんお気に入りのステージはここですね。基本的には前に爆走するしかない仕様なのにこの初期配置。これが中須かすみステージなのがまたじわじわくる。逆走させるべくいろいろ試してみてください。

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