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ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」これからの家族の形なのかな

2023年秋ドラマ 「ゆりあ先生の赤い糸」あまり前情報無く見始めた。

刺繍教室の先生、40代半ばの妻ゆりあ、ゆりあよりは年齢が上であろう夫、吾郎と吾郎の母と三人暮らし。
それなりに普通に幸せに暮らしていた日々だったが、夫が突然倒れ、意識不明に。意識不明になった途端、彼の彼氏だという若い男性と旦那のことをパパと呼ぶ母娘2人と密な関係があることを知らされる。
そして、自宅介護となった夫の介護を彼氏と呼ぶ若い男性と母娘の3人家族と一緒に住み、全くの他人が吾郎の介護を協力しあうというとても普通では考えられないような生活をベースにゆりあの年下男性との恋愛も織り込ませながら繰り広げられるドラマ。

私は、この”赤の他人(血のつながりや古くからの家族でない人たち)”と協力しあうために共同生活をするという内容がこれからの私たち人間の生活を予告しているかのようだと感じた。

ドラマ上の状況としては突拍子も無いけれど、一緒に暮らすことによって相手を知り、気にして、助け合い、知らぬ間に大事な人になっていく。

自身か築いた家族がいない人が多くいる今の世の中。
パートナー・家族を作りたいと思ったからといって、正直簡単にできるものではなく、なんなら、できたと思ってもまた一人に戻る可能性も多分にあり
いつまた一人になるかなんて誰にもわからない。

一人で生きていくのは寂しいし、手助けが必要になることもある。
私は、助け合える人が欲しい。友達は?となると思うけど、生活を助けあうというのはなんだか違和感がある。多少は甘えられるかもしれないが、何かあったときに、正直毎日助けに来てくださいとは言えない。

必要な人通しが、必要な時、助け合いをして生きていく。それは本当の家族じゃなくてもいいんだよ。って現実に落とし込んでいってもいいと教えてくれているような気がする。

すでに色々な形の家族は存在すると思うけど、血のつながりはなかったとしても、戸籍に関係するような関係が家族とされるようなイメージだと思うので、家族の多様性化に期待したい。それが普通になれば助かる?人たちも増えると思う。私自身も。

ドラマの後半戦はまた違う内容になっていくのかもしれないけど…ね。

主人公と若い男性の恋愛に関しても語りたかったがそれは最終回後かな。

Netflixで観れるのも嬉しい。
是非、多くの人に色々な方向から観てもらいたいドラマです。

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