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筋肉つけるのもデッサン力つけるのも年単位の継続で。

デッサンの練習をはじめた。

絵を描くのは、こどもの頃から好きで、
チラシの裏側に女の子の絵だったり、漫画だったり、今となっては何を描いていたのかよく覚えていないけど、そんなもんだったと思う。

朝刊、夕刊のチラシの裏側、学校の机、教科書やノートの余白、描けるところにしょうもない絵を描いていた。

褒められたこともあったのかもしれない。
中学校一年生のときに描いた風景画が、美術の先生に偉くほめられたのもあって、

自分は絵が得意かもしれない(ふふふ)

とか思って、満を持して高校生の時に美術部にはいるわけだけど、

初日に課題としてだされた球体の石膏デッサンをどう描いていいのかわからなくて、

たったそれだけで、挫折した。(早すぎ)

美術準備室の上に飾られていた、藝大に進学したという人の静物画がおそろしく精密で、藝術方面の進学は無理だなと思った。

だいたい、美術部に来る人はだいたい天然自然的に、デッサン上手いやん・・・・というお気持ちで、結局美術部には所属していたものの、真面目に絵は描いていなかった。


進学高にいったものの、授業についていけず、大学に進学することも考えられず、友達もなかなかできず、弁当食べるチームにもなかなか入れなくて、教室にも居場所がなくて、美術準備室横の「部室」にたむろってただけとも。


絵は描いていなかったけど、絵は描きたかった。けど、描けなかった。


「デッサンで挫折しました」

という思春期の思い込みをこじらせ、私はまともな絵は描けないということで、はや35年の月日が立ちました。


で、なにを思ったか、50にしてデッサンの練習をイチから習い始めました。


体験コースに申し込み、円柱と三角錐描きました。

あのとき、高校生の時に、デッサンは、どう描くのか、どうアプローチしていくのか、こうやって教えてくれれば。。。。。

球体を目の前にして、放置されただけだったので、どうしていいのかわからなかった、高校生のワタシに、タイムマシーンに乗って教えてあげたい。



最初の一歩を教える人は大事だ。
そう痛感した、体験コースの2時間でした。


そして、今、デッサンが楽しすぎて、毎週通っている。
毎日なにかを描きたい気分ではあるのだけど、そこは追われる仕事のスケジュールとにらめっこして、自粛している。

デッサンは趣味でしょと。。。。


毎週、違うモチーフと対峙しながら、毎週難しさを味わっています。

力をつけるには、やり方を正しく教えてくれる先生と、
集中して実践していく時間の積み重ねがどうしても必要。

そこは、筋トレと通じるものがあるなと。
もちろん楽器にも通じるし、技術を身につけるすべてのことかもしれない。


焦ることなく、焦る必要もないし、2022年は、少しづつ積み重ねていこう。



Drawing isn’t just for artists - it’s for everyone.


Whatever your profession, sketching is a skill that can help you communicate your ideas with yourself and others, and take them to the next level



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