ベトナム

ベトナムのベンチャー会社にお邪魔した時のお話。


会社をやめた。

けど、次のアテも何もなかった3年前。

今、ベトナムに来てごらんよ、おもしろいよ、という一言に誘われて、それを頼りに、そのまま日本を飛び立ってしまった私。

活気と混沌と。

バラックが並ぶ横には億ションがそびえ立つ。いつぞや訪ねた上海のようだった。

そして早朝から地鳴りがするようなバイクと車の音で目が覚めます

国が音をたてて成長している・・・・そんな感じをおぼえました。


そして、お世話してくれた人から、ベトナムでオフショアベンチャーを立ち上げた社長さんを紹介してもらい、1週間ほどすみっこで居場所を作ってもらいました。



新しいサービスを作るための技術検証、やサーバーサイドでのアドバイス・・・と言いつつ、そのころの私はなんら良いアウトプットを出すこともできませんでした。

周りでは、若いエンジニアたちが、Wordpressでのサイト作成、スマホアプリの開発、どこかのシステムの開発、などを黙々と進めていました。

みんな、フレンドリーで、日本語を勉強しているベトナム人とは日本語で、英語を話せる人とは、英語でコミュニケーションしたり、どんな開発しているの?とか気軽に話をしていました。


勤務時間は、9時から17時。

ある日、定時前にスコールがきて、道が川になるほどの大雨になったことがありました。

で、定時をすぎると、みんな思い思いに過ごし始めたのがおもしろかったです。

DVDを鑑賞したり、漫画を読み始めたり、あとはトランプゲームを始めたりと。


だって、定時すぎたんだもの。お仕事終わり!です。

日本ではなかなかみられない光景w


そして、雨がやむと、みんな帰っていきました。



そして、みんな気軽に辞めたり、入ったりとするので、人はめまぐるしく変わっていく感じでした。

「上司が気に入らない、仕事がおもしろくない、給料がもっと良く出るところが・・・で、出入りしちゃうので、どれだけいい会社でいるかは大事なんだよね」と社長さんが話していました。

辞めたり、入ったり、定時になったら、好きなことをしだしたり、そんな気軽さ、もっと日本もあればいいのになあと思った、そんなエピソードを漫画に描いてみました。


このマガジンでは、こんな感じで、

今まで東洋経済オンラインで連載していた4コマ漫画の背景を書いていきたいと思います。


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