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暴飲暴食をする日があっても大丈夫


せっかくダイエットを始めても暴飲暴食してしまうことってありませんか?

我慢してきたことが無駄になる気がしてつらくなってしまいがちです。

人によってはダイエットのモチベーションが下がってしまうかもしれません。


しかしそうした自己嫌悪やモチベーションの低下になるのはまだ早いです。

正しい認識を持ち、適切な対処ができれば必要以上におそれる必要はないものなのです。

特に認識、すなわちマインド面はダイエット全般においても非常に重要な部分です。


暴飲暴食で落ち込んでしまう方はぜひ今回の記事を読んでみてください。



暴飲暴食について

普段の運動量や年齢によって変わってきますが、一般的に一日のカロリー摂取目安は男性が2000~2400kcal、女性が1400~2000kcalと言われています。

ではこの目安を超えれば暴飲暴食かと言われると、そうではありません。

なんなら目安の倍のカロリーを摂取してしまう日があるくらいなら大したことではないのです。

日常的に目安カロリーを基準にした食事をとりつつ、たまにカロリーをたくさんとってしまう日があるのはむしろ普通です。

なのでまずは食べ過ぎる日があるのは特別悪いことではないという認識を持ちましょう。



暴飲暴食を無理になくす必要はない

大前提として、食べることは生きるうえで必要不可欠な行為です。

たまの暴飲暴食は「悪い事ではない」という認識をもつことが大事です。

一番よくないのは暴飲暴食をしてしまった自分を責めてしまうことです。


そして食べすぎてしまうのには大抵原因があります。

たとえば、仕事で疲れてストレスがたまると甘いものが食べたくなる、ダイエットで我慢をし続けた反動で食欲を我慢できなかった、女性の場合はホルモンバランスの影響で時期によって食欲が増えているなど、まずは冷静に自分を見つめなおして原因を考えてみましょう。


ダイエットにおいて食事制限や運動も大事ですが、考え方といったマインド面はそれ以上に重要です。

なので、今回食べすぎたのにはこうした原因があったと落ち着いて認識できれば、落ち込まずに済むと思います。

むしろたくさん食べたことで心や身体のストレス解消になったと思えるくらいがちょうどいいです。

一回暴飲暴食をしたところですぐ太るわけではないので、ダイエット中でもパニックになる必要はありません。

「暴飲暴食をしたのは自分の自制心が足りなかったせいだ」と責めず、原因を理解して自分の心や身体にとって必要なことだったと受け止めてみましょう。

捉え方次第でいくらでも変われます。


たまの暴飲暴食は「悪い事ではない」という認識をもつことが大事です。


暴飲暴食をした翌日は普段通りの食事をする

食べ過ぎてしまった日の翌日は普段通りの量のご飯を食べることを心掛けましょう。

一時的に増えただけの体重は、普通の生活をしていれば徐々にもとに戻ります。

ただ2日連続で暴飲暴食をすれば身体に脂肪が蓄積されやすいので注意が必要です。

どうしても食事の予定が続いてしまっている場合は、野菜やたんぱく質を中心にし、糖質は少なめの食事を意識しましょう。


そして、食べ過ぎたからといって翌日の食事を極端に減らすことはやめましょう。

食べ過ぎてしまった罪悪感で極端にカロリー量を制限すれば体重は減るかもしれませんが、数日後にはストレスによる反動が起こり、結果暴飲暴食をしてしまう確率が高まります。

またこうした習慣を繰り返してしまうと太りやすい身体になっていきやすいです。

たまの暴飲暴食は大したことではありませんが、習慣化してしまうのはよくありません。

ですので、暴飲暴食をした翌日はまずはいつも通りの三食を心がけるのを心がけましょう。

そのうえで工夫するのであれば、たとえば水を多めに飲む、有酸素運動をする、湯船につかって代謝をアップさせるなどを取り入れてみましょう。



食事を楽しむことも大事

食べることは生きるうえで大切なことであるだけでなく、家族や友人、仕事仲間など人とのかかわりもつうえでも欠かせない時間です。

そのとき、その場所で、その人としか味わえない食事はあると思います。

たとえば旅行や年末年始、誕生日やお祝いごとなどは美味しいご飯を食べたい瞬間ですよね。

そうした瞬間すらダイエットにとらわれすぎて楽しめなかったらもったいないと思いませんか?

むしろそうした抑圧を続けてしまうと、結局どこかで反動が起こってしまいます。


基本的にダイエットは短期的にやるものではありません。

むしろ短期間のダイエットに取り組むと体脂肪を減らすまでにはできず、結果的にリバウンドしてしまうのが典型的なパターンです。

長期的な目線で食生活や運動習慣、生活習慣の改善をしていくなかでは、どこかでたくさん食べる日があるのは普通のことです。

美味しかったと満足して、次の日から切り替えていければそれでいいのです。


食事を楽しむことは生活の質の向上にもつながります。

「食べることは生きること」とも言われています。

ダイエットをしているとしても、食事をすることそのものは決して悪いことではありません。

できることなら誰かと一緒に食事をしてみるとより楽しい時間を過ごせるでしょう。

常に痩せることにとらわれるのではなく、豊かな生活を過ごすこともまた大事なことです。


食事を楽しむことは生活の質の向上にもつながります。


まとめ

今回は暴飲暴食で落ち込んでしまう人へ、マインド面の話をしてきました。

繰り返しになりますが「たまに食べ過ぎる日があることは普通」「食べ過ぎた自分を責めない」「翌日は普段通りの食事をする」「食事を楽しむことを大事」、以上の4点です。

体重や容姿にとらわれ過ぎてしまうと、食べることを楽しめなくなってしまいがちです。

せっかく美味しいものが手軽に楽しめる時代なのに、食べることに罪悪感を感じるようになるのはもったいないですよね。

ダイエットをするときはする、美味しいものを食べるときは食べる、その切り替えを持って、心も身体も健康的な痩せ方を目指していきましょう。

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