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マイクロバイオームが整う食事、教えます!

こんにちは!body∞infinity(@body8infinity)の宮邉です。

前回の記事では病気や健康に多岐にわたって関係するマイクロバイオームについてご紹介させていただきました。

<前回記事を貼る>

今回はそのマイクロバイオームが存分に力を発揮できるような環境を作るための食事内容について書いていきたいと思います。

今回は「食事」という事でマイクロバイオームの中でも腸内マイクロバイオームに焦点を絞ります!

それでは、いきましょう!

【今回のポイント】

①マイクロバイオームがいる事で様々な病気のリスクが軽減できるかもしれない

②高食物繊維を摂る事で短鎖脂肪酸(SCFA)が生成されて、腸内環境が整う

③何事もバランスと継続が大事です。健康にいいものを摂る事だけでなく、身体によくないものを減らす事も意識する

【腸内マイクロバイオームが整うと何がいいの?】

 さて、本題に入る前にまずは何故、腸内環境を整える必要があるのかから考えていきたいと思います。

我々日本人の食事の席に並ぶのは西洋型の食生活が一般的であり、その内容としては糖分や脂質の多い食品の摂取、そして食物繊維などの摂取量の少なさが言われています。

実はこういった食事内容は特定の細菌分類を枯渇することが報告されています。つまり、食事内容によって必要な細菌が少なくなってしまうという事です。

腸内の細菌が少なくなってしまうと免疫力の低下につながってしまったり、肥満や高血圧などの生活習慣病の発症リスクに晒されてしまう可能性があります。

つまり、健康に気を付けておきたいのならマイクロバイオームと減らす食事を摂るではなく、マイクロバイオームが住みやすい腸内環境を作る食事の方が良いという事です。

【食事で増やそう短鎖脂肪酸(SCFA)】

 では、マイクロバイオームが住みやすい腸内環境を作るためには何を食べればいいのでしょうか?

その答えは食物繊維です。

食物繊維を摂取することで体の中で短鎖脂肪酸(SCFA)が生成されます。この過程により、2型糖尿病や肥満の予防や治療につながる事が示唆されています。1)2)

更に、発酵食品に関しても食物繊維と同様に腸内マイクロバイオームを調整し、免疫システムに効果を示したとする研究もあります。3)

食物繊維の多い食品は以下の通りです

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どうでしょうか?
人によっては普段から毎日食べているものもあるかもしれません。

もちろん!ここで大事なのは食物繊維が豊富なものを多く摂ることだけを意識するのではなく、腸内細菌が減ってしまうような脂質・糖質の高い食事を減らしていく事にも注意が必要です。

【まとめ】

 いかがだったでしょうか。今回の記事では腸内マイクロバイオームを減らさない、そして増やすための食品について書いていきました。

記事を通して感じたことは何事もバランスと継続が大事!ということです。

例えば、効果的にダイエットをするために運動を頑張るだけでなく、食事内容も見直さないと効果が出ないのと同じです。

健康に食事面からアプローチしたいのであれば、身体に良いものを摂ることにばかり気を取られるのではなく、身体にとってあまりよくないものを摂らない事も考える必要があります。

もちろん、逆も然りです。そして、それを無理のない範囲で継続していく事が重要です。

偏った無理な健康法ではなく、普段からのバランスの良い食事は健康に一番いいのではないかと思います。

それでは、今回はこれで終わりとさせていただきます。

また次回!

※記事に対しての質問や、健康に対する悩みや書いてほしい内容があれば下記のメールアドレスまでお願いします。

body8infinity@gmail.com

【参考文献】

1)Peter Cronin , Susan A Joyce, Paul W O'Toole, Eibhlís M O'Connor. Dietary Fibre Modulates the Gut Microbiota. Nutrients. 2021 May 13;13(5):1655. doi: 10.3390/nu13051655.

2)H C Davis. Can the gastrointestinal microbiota be modulated by dietary fibre to treat obesity? Ir J Med Sci. 2018 May;187(2):393-402. doi: 10.1007/s11845-017-1686-9. Epub 2017 Oct 16.

3)Hannah C Wastyk et al. Gut-microbiota-targeted diets modulate human immune status. Cell. 2021 Jul 6;S0092-8674(21)00754-6. doi: 10.1016/j.cell.2021.06.019. Online ahead of print.

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