見出し画像

デブになる理由

自分自身のことを太っていると思うかどうかは、自分が無意識的に設けている基準によって変わるものだ。「肥満」という用語には医学的な定義がなされているが、それもあくまで「現在の医学的知識によれば」の話であって、日常生活が快適に送れているのなら(よほど極端でなければ)数値的に肥満領域に入っていようと別に気にする必要も無いだろう。

ちなみに、私は一般的な観点からすると痩せている部類に入る体型だと思うが、高校生の頃から身長は変わっていないので(多分)、自分的には20歳前後の体重を基準に、太ったとか痩せたとか言っている。

さて、今回、私が記録しておこうと思っているのは、体重変化を長期的に追い続けたことで気づいた「デブ化の法則」であり、それに気づけば、突然体重が増えた時に驚いたり、ガッカリしたりしなくて済むだけでなく、ある程度対策を練ることも可能になるという点で役立つものと思う。

もちろん、長期的観察の対象となったのは私自身のみで、それがどこまで一般的なのかの検証はなされていないので、科学的と言える段階ではない。しかし、気象条件との相関性が極めて高いので、こうした報告をきっかけに探究を進めれば、おそらく意義あるデータた得られると思う。

もっとも、お金を産まない研究(本質的なものはそういう所でこそ育まれるものと私は考えるが)に資金を出す仕組みがほぼ無くなりつつある昨今、そんな研究をしようとする人も中々いないとは思うが、せめてこの記事に関心を持たれた読者の中の何人かだけでも自身についての観察を通じ、その法則が成り立っているかどうかを確認してもらえたら私としては嬉しい限りである。

ここから先は

3,525字 / 2画像

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?