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あれ、なんか色々描いてしまった。美術館

今日は愛知県陶磁美術館にて「アーツ・アンド・クラフツとデザイン―ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」を見た。

最近自分の故郷の常滑について思うことが多くなっている。いきなり話が飛んだ。
平常運転だ。(とりあえず続けると)なぜかというと一人暮らしをしているからだと思う。一人暮らしでかつテレビを置いていなく、携帯の中には、youtubeも入っていない。することがないわけではないけれど考える時間がたっぷりあるのだ。
そこで陶芸って立派な手工芸だよな〜(中略)そうだ、民芸運動に影響を与えたアーツアンドクラフツ運動について知りたい!そう思ったのである。いきなり本を読むのはなんだかハードルが高いし、なんと愛知県陶磁美術館は陶芸がとっても安く体験できるではないか、、、。いくしかない!となったのである。

事前に行ったカフェにてアーツ・アンド・クラフツ(以下AACと勝手にします。)
AACという運動はウィリアムモリスが始めたが派閥がたくさんあり意外と考え方がむずかしいとのことだ。
例えば、機械によるお粗末なデザインはだめだと言って手工芸が全てというスタンスもあれば、、、時折機械に頼ることで、水平垂直をだせたりはたまた大掛かりな工事が可能になるから使ってもいいよーというスタンスもあったりと産業革命による機械との付き合いとかも様々であった。

一概に何がAACとは言えないがあるものに対して楽しく、もしくは情熱を捧ぐことがAACだということを教えてくれていた気がした。

現代では一体何人もの人が楽しく、はたまた情熱を注ぐことができているのだろうか。

そういえば陶芸について触れていなかった。
その話をする前に私自身が最近美術作品をよく鑑賞している話をしたい。
豊田市美術館にてゲルハルトリヒター展や京都国立近代美術館にてルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクションを鑑賞したり、はたまた、現代美術アートを色々なところで見たりしている。そこで改めて思ったことは自分が考えているものは(誰かが考えたことかもしれないけれど)意外と面白い!ということである。(私だけでなくこれを読んでいるあなた、読んでいないあなたもきっと面白いことを考えているのだと思う。)ような考えに至っているということはなかなか大きなポイントとなる。リヒター展では作品全体を通してこちらへ「君たちにはどう見える?そして何が本物で、君たちは何を見ているのだと思う?」そんなような問いかけをされているような感じになった。
はたまた、ルートヴィヒ美術館展では、ナチスによってくだらないと言われた「退廃芸術」が多く展示されていた。(私自身も無対象絵画を描いてみていることもあったからか作品の多くについてそんなことは思わなかった。)
また、現代アートなんかは特に価値の多様化(そう言えば現代社会もそうか、、)
が顕著に目立つ。

そんなこともあって自分が考えているものって意外と面白いと思うようになれている。そんなこんなで3つの作品を作成。スタッフの方には迷惑をたくさんかけましたが、満足のいく作品を作ることができた。
何がともあれとっっっっっっっっても楽しかった。
早くまた作りたい。が作ることでまた新たなことを考えることができた。

それは何かというと名作を知りたい。そう思ったのです。
僕の最近のファッションの傾向は基本に忠実だが時に基本をリスペクトしつつ、アレンジを加えた洋服が多い気がする。そんなこともあってか、基本に忠実に、また、過去にリスペクトを払った上で、オリジナル(ほんとにちょっとのアレンジ)となる作品を作れたらいいなと思っているので今から早速調べてみようかと思う。

まずはお皿、花器、コップ、小物入れ、、、考えていたらキリがなくなってしまうので、この辺で、、

ではまた次回。

おやすみなさい。
ごきげんよう。


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