外国の食文化を学ぼう〜失敗から学ぶ〜
前回、テールゲートパーティーの紹介をしましたが自分も留学期間中には何度かそういったパーティーに呼ばれた経験があります。
母校のアスレチックトレーナー学部の文化⁉なんですが、アメフト部を担当している学生は週末のホームゲーム帯同の際にランチ品目を一品ずつ持ち寄り簡易のパーティーをします。
選手を練習に送り出して、スタジアムに移動するまでの数分だけですが、皆結構楽しみにしている感じでした。
ある週、週末のホームゲームに向けてリーダー格の学生が
「今週はメキシカンにしよう!」
と言います。
すると、それぞれの担当食材が決められ…
チリ
トルティーヤ
チキン
サラダ
サワークリーム
ドリンク
など。
自分の担当は「チップス」でした。
自炊はほとんどしていませんでしたので、自分は簡単な食材にしてとお願いしたら「Wall martに行けばすぐにゲットできる」且つ「安価」な食材にしてもらいました。
当時は外食する機会も少なくメキシカン料理の知識が少なかった自分にとって、アメリカ人が「チップス」と発すればそれは「ポテトチップス」のことを指していると思い込んでいました。
ということで大きな袋のポテトチップスを3袋持参することにしました。
当日、朝早くから皆が集まりいろいろ準備している中で自分も
「俺もしっかり持ってきましたよ」
と言わんばかりのどや顔でポテトチップスを机の上に置きます。
一連の準備が整い、皆が食事を食べ始めます。
料理自慢の女子達のチリビーンズが人気でどんどん減っていきます。
アスレチックトレーニングは身体に関わる勉強をする学部なので健康志向の強い学生も沢山います。
サラダもそこそこの減り具合。
しかし、ポテトチップスの減りが悪い。
なんでやねん。アメリカ人はポテトチップス大好きなはずでしょ。
3袋準備したポテトチップスは2袋は開封することもなく終わり、自分はそのポテトチップスを持ち帰ることになりました。
後日、メキシカンレストランに行く機会がありました。
レストラン一番人気のブリトーを注文し、料理を待っていると
「チップス」
がテーブルに置かれます。
※お通し代わりにチップスが提供されるのもメキシカンレストランでは定番です。
そうです。
メキシカン料理をする時の「チップス」=トルティーヤチップスのことです。
自分は
「あぁ、そういうことね」
と妙に納得してしましました。
これって異文化交流ってやつですよね。笑
実体験から学ぶことは沢山あります。
今日も読んでくれてありがとうございます!
ではでは。
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