ドミニオン（基本）

ねこだよ。きょうはドミニオンを紹介するね。
ドミニオンは、ドナルド・X・バカリーノさんが作った、旧ドイツの領主になって領土を広げていくゲーム。といっても、やるのはいわゆる「デッキ構築」で、基本として用意されたデッキに場からカードを購入→追加していって、デッキを強くし点数をとっていくんだ。
2009年のドイツ年間ボードゲーム大賞を受賞し全世界を席巻した、言わずとしれたビックタイトルだよ。

ゲームについて話す前に、まずはボードゲーム人間たちを紹介するね。
それぞれの紹介画像は、各自のアカウントにリンクしているよ！

わたるのアフィリエイトリンクも定着してきたね・・・。アフィリンクを踏む前にカゴに入ってる商品は、アフィとして判定されないから気をつけてほしいって、こないだわたるがぼやいてたよ。

じゃあ、ねこがボードゲーム人間たちの会話を聞いてきたから、みんなにも教えるね。これから出てくるお話は全部、個人の感想だからね。怒らないでね。

点数は？

わたる「7」
かーん「8」
ゆたか「7」
mor!「7」
まよ「やってない」
ムラ「9（今回は子どもと遊ぶドミニオン限定の話。大人同士なら7点）」

平均は7.6。めちゃくちゃ高いね！
というか、7より下の点数がないっていうことがこのゲームの完成度を示しているよね。まよは、やってない…？本気で言ってる？

何がおもしろかった？

「トレーディングカードゲームのデッキ作るところをゲームにしてるだけでも面白いのに、デッキを作りながらデッキを使うってヤバい」

「デッキ構築の開祖。偉い」

「TCGってシステムは面白いのに、結局お金かけた人が勝っちゃう（※個人の感想です）の勿体ないなとおもってて。お買い物から平等にやりましょうよってルールの中に取り込んだところが偉いし面白い」

「どんどん自分は強くなってなんでもできるようになって、何もかも思い通りになった頃に、ゲームが終わっちゃってよく見たら負けているところ」

「拡張がたくさん発売されてるから、拡張が出るゲームは面白いんだと思ってる」

「子どもでも自分のプレイの原因と結果、成長をすぐに感じられるところ」

みんな「偉い」って言ってるし、偉大なゲームなんだね。
このゲームが本当に最初だったかどうかはわからないけど「デッキ構築」という一大ジャンルを作り上げ、今もなおこのジャンルのゲームが作られ続けているのは、間違いなくすごいことだよね。ねこも死ぬほどやったよ。
子どもとできるのは最高だね！

新しいと思ったポイントは？

「デッキを作るところと得点を取るゲームが同時進行ってところ。何回も言ってしまう」

「はじめ全員同じデッキから始まるのに、終わると全然違うところ」

「先にTCGやってたから、やっぱり買い物がルールの中に入ってるところが新しかった。加えて、購入できるカードが制限されてるのも新鮮だったかも。TCGは禁止カード以外何入れてもよかった」

「得点カードを買うために最強の効率のデッキを作らせておきながら、肝心の得点カードには得点以外の効果がないので買えば買うほどデッキに能力のないカードの割合が増えて再び弱くなっていくところ」

「得点カードを獲得しなければ勝てないのに、得点カードをとればとるほどデッキが弱くなるところ」

そうだよね！デッキ構築って言うけどつまり、お買い物ゲームなんだよね。しかも、勝ちたくて勝ちたくて得点をとるとどんどんデッキが弱くなるって、考えた人すごいよね！バカリーノさん天才！

何人でやりたい？

「何人でもいいんじゃないかな？人数でバランス変わっても、その人数に合ったデッキを作ればいいのでは？」

「結構2でやることが多い」

「断然4人。4人以外でやると、特定のカード効果のバランスが崩れたり、勝利点を買うタイミングが狂ったりする」

「2人でやったことが多いです。2人だとダウンタイムがなくてすごくよかったです」

「初心者だから、やり込んでる人に教えてもらって未経験4人で初めてを迎えたい」

「何人でも。2～3人でやることが多い（子どもとしか遊んでない）」

何人でもいいみたいだね！でも確かに4人用みたいなカードが少しあったから、その辺の前提知識は必要かもね。でもmor!の言うように、ダウンタイムのことを考えると2人もなかなかいいと思うよ。
まよがドミニオンをやってないって本当によくわからないね。なぜここまで一度も遊べなかったの？？

プレイ時間は？

「慣れると高速」

「基本はそれほどかからない」

「30分。ちゃんと30分くらいで終わるのが基本のいいところ。拡張いれるとそうもいかないし、セッションによってはダレる」

「2人なら20分くらいで終わるので永遠にできます」

「30分」

1ゲームにかかる時間も、大きなポイントみたいだね。短時間なのにすぐにおもしろさに引き込まれていくんだね。べた褒めじゃん！！

プレイ前に準備しておくことは？

「使い潰すか、スリーブに入れるか決めること」

「相手が自身と比べて圧倒的に初心者なら、はめ殺ししはやめてあげようね」

「シャッフル回数が多いゲームなので、気にする人はスリーブに入れよう。銅貨だけがどんどん擦り切れて裏面から分かるようになっちゃうよ」

「コンボを考えながらデッキを強くするのがあまりに楽しいので、強いデッキを作るゲームではなくてそのデッキでたくさん勝利点を買うレースなんだってちゃんと教えること」

「やったことない私に教えてくださる人」

「負けたくない年頃の子どもと遊ぶ時はハンデを考える。初期手札のお金を変えると難易度変化がつけやすいよ。（例：銅貨7枚→銅貨4枚銀貨3枚）相手に手加減しながら遊ぶのは疲れるから、がっつりハンデをあげて本気で遊ぶほうが楽しいね」

はめ殺しはやめてね！！ねこ泣いちゃうよ！！！
ねこは、スリーブに入れないでもう1セット買う派だよ。
勝ち方も重要だけど、コンボ作るの楽しいよね。わかるよ。
人間の子どもと遊ぶのは大変だね。ねこは子ねこにも手加減しないからよくわかんないな。ムラ、がんばってね。
あと誰か早くまよにやらせてあげてよ。

同じジャンルで好きなゲームはある？

「同じジャンルでって言われちゃうと無いね。だってドミニオンがドミニオンだから」

「デッキ構築はまあまあ好き。クアックサルバーもこれの派生だと思ってるレベル。数エーカーも好きだけど勧めるには敷居が高い」

「ドミニオンより面白いドミニオン亜種はない。場札が手番ごとめくりで追加されるのも苦手（ドミニオンは固定）。買える条件を満たせば誰でも買えるのが理想。例外はジャンブルオーダー、これは好き。ラウンドごとに場札をめくるんだけど、力比べから早降りした順に購入の順番がくるから、購入権をコントロールできて好み」

「構築という点だけならオルレアンが好きですが、オルレアンは得点行動を開始してもバッグが弱くなったりはしないのでやっぱり違いますね」

「これ似てるゲームってあるの？」

「ヒーローレルムズ、スターレルムズ」

このあと、デッキ構築から派生して「バッグビルディング（バッグ構築）」ができてきたんだね。見せ方や仕組みをいじって、オルレアンやクアックサルバーが出てきたことも考えると、まだまだ奥が深そうだって思うよね。

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おまけの内容は、他の人には内緒だよ。よろしくね。
それじゃあ、また次回の記事で会おうね。

前回の記事は、インペリアル。
次回の記事は、スカラビア！

わたるんごからみんなへ

「安いから買ってね」

定価は4,500円+税。ドミニオンは価格高騰と再販を繰り返してるから、買える時に買っておくことが重要だね！