大門の前で
世界中の大門の前で「玉手箱」をひらこう。
いつか、冗談のような話をしながら笑っていました。
ゴールは「パリ凱旋門」。
冗談は本当になりました。
最初は、韓国ソウルの「光化門玉手箱」。
そのあと、パリに行くことになりました。
二つ目の門でゴールに(笑)
50回目の大門玉手箱は、パリでの開催でした。
冗談だったのに。
燃え尽きたあと、復活し、85回を迎えました。
100回目はニューヨーク。
そのあとは世界中を転々とまわり、最後に喜望峰へ。
ぼくは100歳になっているでしょうか?
冗談のような人生は、なかなか素敵です。
天平時代にたった門が、いままでたっている不思議にくらべると、たいしたことではありません。
そんな門の前で始まった「玉手箱」は、不思議な箱になりました。
呼んでくださる街に、おじゃまいたします。