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日常小説:完全同時並列高速思考世界vol.3「パラレル思考訓練メニュー」編

最初のこの小説でパラレル思考とフラッシュ思考のやり方を述べたと思います。
そして次のvol2では、それらができるとどのように他の人と差ができるか?
どのようにそれを使うか?
これらを妄想として述べました。
でもそれって全部妄想なのだから読んでもしょうがないやとか、読んでも自分と関係ないやなどと思っているそこの君!!
大丈夫です。
この小説は妄想8割ですけど、ちゃんと2割の真実を含んでいます。
その2割を持っていっていただければ、実際に現実でできる部分です。
さあ!みなさん今回はみんなにもできるように述べていきたいと思います。

私は友達Aの質問攻めにあっていた。
Aは私の英語の飛躍ぷりを目の当たりにし、自分もパラレル思考をしたいと思ったらしい。
私はバカなヤツよ、、と思いながら質問を聞いていた。
A「家に帰ってパラレル思考をはじめたんだけど、頭痛いし上手く思考できないしで、パラレル思考のやり方を間違ったんじゃないだろうか?のん(私)はどうやってパラレル思考の訓練をしていたんだ??」
私はまず注意事項からAに話はじめた。
私「まずパラレル思考をやり始めると起こる症状で、“片頭痛”があるの。それにやると私でもフラフラしたり、意識が遠のいたりするものなの。この3つはパラレル思考するにあたって覚悟しないといけないんだよ」
Aは頭を痛そうにしながらうんうんとうなずいている。
それを見ながら私は次に訓練法について話そうとした。
Aは私の話を待たずに言葉を投げつけてきた。
A「のん(私)がやってた練習メニューてないの?」
Aは一番聞きたかったことなのだろう。
前のめりになって私の顔を見てきた。
私「しょうがないな~。紙に書いてあげるからちょっと待って」
Aは大喜びで紙に書かれているメニューをのぞいていた。
私は以下のことを箇条書きにした。

①ランダム思考(頭の体操)
思考をでたらめにともかく速さを意識してランダムに好き勝手に思考する

②遅い思考で同じようなことを繰り返し考えながら
 速い思考で目の前の景色をラベリング
遅い思考の方で「思考を継続するのが大事」とか、「思考をし続けることが重要だ」などといった同じような意味のことを繰り返しながら、その裏で景色をみながら「鳥だ」とか「ベンチだ」とか単語を頭の中で呼んでいきます

③遅い思考で歌を歌いながら
 速い思考で別の歌を歌う
これはそのまま

④遅い思考で同じようなことを繰り返し考えながら
 速い思考でわめく
遅い思考の方は②と同じで、速い思考の方では「あーー」とか「わー-」とかわめいたり、遅い思考で考えたことにツッコミを入れたりします

⑤遅い思考で同じようなことを繰り返し考えながら
 速い思考で考えられることを考える
遅い思考の方は②と同じで、速い思考の方ではこの訓練をしているときに考えられる思考をともかくしてみることです

⑥遅い思考で同じようなことを繰り返し考えながら
 速い思考でテーマに沿った思考をする
遅い思考の方は②と同じで、速い思考は何かテーマを決めてそのテーマを目的とした思考をしてみます

⑦遅い思考で自由に何かを考えながら
 速い思考でテーマに沿った思考をする
遅い思考でも考えられることを考えて、速い思考では⑥と同じように考えます

基本的にメニューの下になればなるほど難しくなっていきます。
また遅い思考はあまり速く思考しないようにしてください。

私「はじめに遅い思考と速い思考っていうのがあるの?わかる?」
Aは首を少しかしげながら
A「前言ってたよね。たしか遅い思考って歌を歌っているときの歌を心の中で歌っている。これを歌から思考にしたものだったね。速い思考はその歌を歌っている最中に歌とは別のことを思考したときの思考だったはず。。」
私「そう!残念ながら遅い思考というのがそもそもない人やはじめっからパラレルに思考している人がいるから、遅い思考と速い思考っていう概念は重要なんだよ。もっと正確にいうと遅い思考は自分の声色がハッキリ認識できるような、、、いわば発声を心の中でしているような思考で、速い思考は思考の感覚だけを残す思考のこと」
私は少し興奮しながらAに話した。
Aはその熱にただただ圧倒されていたが、なぜにそこだけそんなに前書きが多いのか不思議そうな目でみていた。
A「その、、言いにくいんだけど何でそこにそんな説明がいるの?」
私は少し自分が興奮しているのに気づいて、前のめりになっていた体を起こして、冷静になった。
私「遅い思考も速い思考も説明するのが難しいんだよね。人によっては遅い思考しかわからなくって、速い思考が同時に働いている“感覚”ていうのをわからない人がいるの」
Aはへーそうなんだと思いながら
A「私はじゃあ稀な人だったのかな?」いたずらに笑った。

説明
今回で注意してほしいのはパラレル思考には“副作用”があるということです。この副作用をここで全て説明するのは難しいのでそれは私が書いたパラレル思考のnoteにその説明は譲ろうと思います。

メタ思考でパラレルに思考する~メタメタ思考は存在するのか?~(成長するnote版)|ボブ・シモニデス|note

説明2
また思考には様々なタイプの人間がいそうです。私の知っている限りではイメージで思考しているタイプがいるようです。イメージで思考しているタイプは文字を思い浮かべる人や物や人などの映像をイメージする人がいるようです。さらに言葉で思考している人も大声で思考している人もいれば、ここで紹介した速い思考で思考している人もいるようです。ただここでは遅い思考と速い思考というのを“わかる”ということが重要です。もしこれがわからないとパラレル思考の習得はかなり難しいものになるでしょう。


どうでしょうか?
ここまで読んでいただいてそういえば遅い思考と速い思考がある!と思っていただければ、私と同じパラレル思考は可能であろうと思います。
次回はさらなるアイデアでみなさんの頭を殴れたらいいなーと思っています。
また前の話も見たいという方は、前の回のリンクも貼っておきます。


日常小説:完全同時並列高速思考世界|ボブ・シモニデス|note

日常小説:完全同時並列高速思考世界vol.2|ボブ・シモニデス|note

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