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私は看護師失格 #私のこと①
進路に迷っていた時、介護士をしている母に看護師がいいんじゃない?と言われたことをきっかけに看護師を目指した。成績も悪くいろいろあったけど、何とか看護師免許取得。
中規模の病院に就職して1年と10ヵ月働いた。
休みも取りやすくて、看護師の基本的技術は全て身に付けることができた。仕事は嫌いではなかった。
だけど、看護師を続けていく中で、日々思うことがあった。私はとにかく定時で早く家に帰りたかったから。できるだけ仕事を早く終わらせることを常に考えて仕事をしてた。
そんなある時、もうすぐ自分の仕事は終わるときに、今日の担当患者さんが死んでいた。私が1番に思った事は「帰れない。やることが増えた。」そう思った自分にぞっとした。人の死を目の前に、自分が帰ることしか考えていない私。薄々気づいていた、人の死に慣れている。そして日々思っていた事がある。毎食3回、大量に薬を飲んでいても、どんどん衰弱していく患者さん。食べたくないドロドロの食事を無理やり食べさせれる毎日。もう死なせてくれと言われても楽にしてあげることはできない私の無力さ。
看護師の役割ってなんだろう。私ってほんとに看護師がしたいのかな。正直逃げたくなった。そんな中少しずつ思うことがあった。そもそも元気でないと何もできない。老いるから何もできないではなく、健康だからいろんなことができる。
人は、生活習慣でできている。生活習慣が病気を作る。じゃぁ、そもそも病気にならないようにできたら1番いい。私は病気になった人の看護をしたいんじゃなくて、病気になる前になんとかしたい。
そう思う日々の中でメディカルアロマと出会った。植物の力で予防する。少しの症状なら緩和できる。すぐ病院に行くのではなく、植物の力を借りてみる。頭が痛ければ、ロキソニンを飲むのではなく、ラベンダーとペパーミントとフランキンセンスを混ぜて、こめかみに塗り込んで、ヘッドマッサージをする。これがほんとに、頭痛が治るの。植物の力に可能性を感じた。
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だからメディカルアロマの資格を取った。その資格の中でマッサージをしながらアロマを塗布していく。これを仕事にしたいと思ったことがあった。だけど、現実は甘くない。それを本気でするならば修行しないといけないと思った。
後々詳しく書こうと思うが、流れに身を任せていたら上手くいくと気づいた。
今は色々あって美容クリニックで看護師をしてる。
人生は何があるか分からない。
今日はここまで。
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