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1日目:フィンランド、ヘルシンキ。
いいフライト、夢気分。
10:45発のフライトで2時間前に関空に着いたものの、チェックインカウンターやレンタルWiFiカウンターを探して空港内を走り回ったり、団体客に挟まれたり、グアムへ行く小学生たちに紛れてお母さんたちに見送られたり、入国審査、荷物検査、あれやこれやで最後は関空を走る。余裕で朝マックの予定がダッシュで買ったパンを機内で食べる。夏は団体客が多いので要注意だ!2時間前はギリギリだぞ!
ちなみにフィンエアーは事前にスペシャルミール(ベジとかハラールとか)を注文できて、それを「予約しないと機内食出ない」と勘違いした私はフィンエアーのお姉さんにすごい形相で「機内食たべれますか!?」と質問しました。普通に出ます。安心して。
席は「エコノミー」のちょっといいやつ「エコノミーコンフォート」にしたけど、これは大正解だった。足元広めで優雅です。マリメッコのちょっとしたアメニティも付いています。
この日のために登録していたSpotify Premium(まんまと今に至るまで登録してます…)で音楽三昧、バナナマンとおぎやはぎのラジオ三昧(この後の深夜ラジオブームに繋がる…)、本読んだり(旅先に本持って行くの、旅中絶対読まないからもうやめたい)、夫が考えたなぞなぞと睡眠で、揺れも少なく非常に優雅なフライトでした。コーヒーとアルフォート最高。
ボビー、怒りの入国審査
15時頃にフィンランド・ヘルシンキに到着し、一泊して翌朝アイスランド・レイキャビクに向かいます。なので、ヘルシンキに到着すると一旦出口へ。
そこがま〜ま〜な地獄絵図で、横入りしまくりの無法地帯。私は心がおしゃれなポケット付きTシャツのポケットぐらい小さいので、横入りした団体の小学生とメンチの斬り合いをしていました。それをなだめる夫。訪れない順番。やっと入国審査を済ませたと思えば、ターンテーブルから消えた私たちのバックパック。スタッフへカタコトの質問。ふと遠くに目をやると、隅っこの方で健気に私たちを待つバックパックたち。
「最初がこれか〜」
「最初がこれか~〜〜」
「最初がこれか〜〜〜〜~」
と唸る私をなだめる夫。自分の心の狭さを呪いつつ、やり場のない怒りを抱いて、何はともあれ…誰が何と言おうと…ここはヘルシンキ…。
そう、森と湖の国フィンランド!
フィンランドの空港から山手線や環状線のようにぐるぐる回っている路線に乗って、ヘルシンキ中央駅へ。車窓からの景色も楽しい。空港からアクセスがいいの素晴らしいな〜!
ちなみに空港があるヴァンター市は友人が二週間ほどホームステイしていた街で、森と湖があってキノコ狩りやジャム作りを楽しんでいました。ちょっと足を伸ばせば街にも田舎にもいけるのって、すごくいいな。
ヘルシンキの宿に着くともう18時。着陸してもう3時間が経ったのか…。
「せっかくだしちょっとお散歩しよう」と街歩きして、随分暖かいことに拍子抜けする。夏だけど涼しくてカラッとして、ベストオブ涼しやすい気候でした。
本当に街しか歩いていないので、フィンランドの「森と湖」を感じられなかったのはとても残念。
二人ともノーマークだったのでほぼノーリサーチでぼ〜っと歩きつつ、そういえば貨幣のことも考えてなかったわ!と一瞬焦りましたが、一晩の街歩きならクレジットカードで全然いけました。普通の屋台とかでも使えるよ。
教えてもらったアカデミア書店とカフェ アアルトへ。かもめ食堂のロケ地だそうです。気になる本があったけど、これからの長旅を考えると買う訳にいかず。
鳥さんたちのトイレになってしまった偉い人の銅像
「あそこで用を足すと気持ちええんよ」
港の感じもすごくいい。これで21時ぐらいだから、白夜って調子狂うなぁ。
ノーマークなので勘で歩いてそれらしい観光地を探す。これが結構楽しい。
ここもロシア支配時代の影響が残るウスペンスキ寺院という立派な観光地でした。かっこいい。
ここもヘルシンキ大聖堂という観光地。時差のためかお腹はあまり空いていなかったので、夫は屋台でサンドウィッチ、私はコンビニのパンで済ましました。アイスランドの物価の高さに備えて…ね…。
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