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台北街歩き、店から店へ。

10/13 朝食

「サンドウィッチが台北の朝食の新定番」的な記事を見ていたので、今日の朝食はどこかのタイミングで何とかして食べたいと思っていたサンドウィッチに。ホテルから徒歩10分ほどのところにある山文治へ行きました。

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甘!じょっぱ!このじょっぱは…何?ピーナッツバターの仕業?美味!パンから炭火の香り~ふぁあ~

このお店は肉鬆(桜でんぶの肉版。台湾にいる間は肉ヒゲ松と呼んでいた。)を挟んだサンドウィッチが有名らしいです、が、最終日に再訪したけど結局同じメニューに走ってしまいました。しかたない、これは恋なのだから…。

帰国してから何とか再現したくて、台湾で買ったピーナッツバター、ベーコン、卵焼き、マヨネーズとはちみつと、レタスとトマトを、トースターで焼いたパンで試みる。
ウ、ウンマー!!自作サンドウィッチの歴史を3段跳びぐらいで駆け上がった。しかしあの甘じょっぱさは再現できず…ベーコンの代わりに生姜焼きを挟んでみたけど、そういう訳ではなかった。甘じょっぱの確認をしに早く台湾行きたい…。

迪化街のセレクトショップ「我好你好」と籠屋さん「高建桶店」

この日は買い物天国と決めているので、朝から早速迪化街へ移動。もちろん、Uberでね。

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まずはセレクトショップ「我好你好」!
台湾中の可愛いもの&良いものが、自分が好きなセンスを介してこの小さなお店に大集合している。可愛い。私がマイケルジャクソンなら店ごと購入してる。ちなみにオーナーはコーディネーター&作家の青木由香さんという方で、台湾雑貨の本をいろいろ出版されているそうです。

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「絶対買う!」と意気込んでいたヂェン先生の日常着もここで一部取り扱いがあります。結局ここで見て、もっと種類を見たくなって翌日アトリエに行っちゃったけど。

そして、そのまま迪化街のメインストリートへ。

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信号機トリオ
緑:宮原眼科で散財した友達
黄色:チャイナエアのガッツで台湾に来た友達
ピンク:他人

ここは問屋街なので、カラスミ屋さん、ドライフルーツ屋さん、お茶屋さん、漢方屋さん、カラスミ屋さんが色々と並んでいます。カラスミのみならず、カラスミのスマホケースやキーホルダーが売っていて「ここでは何が起きているんだ」と思いました。

生活雑貨屋さんは店前にぎゅうぎゅうにカラフルなナイロンバッグを並べている。中に入ると籠、籠、いろんな籠で、店を出るときには一つ握りしめていた。

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日本では一ミリも触手が動いたことがない籠バッグですが、この丸さは、編み方は、可愛い。しかしこのお店の奥に行くほどに滞在時間が曖昧になっていくあの感じ…買い物の魔物(マイケルジャクソン)が住んでおる…。

昼食、鼎泰豊でEndress小籠包

川沿いの公園でぼーっとして、いつものようにUberを呼んで、宮原眼科で散財した友達の、友達とその婚約者と三越の「鼎泰豊」で集合。小籠包の名店なんですって!

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めちゃくそうめえ~…
正直朝に食べたサンドウィッチが胃袋にまだ居るのでお腹は空いてなかったけど、食べれる!食べれるっていうか、飲める!小籠包の本体はスープだから!
と思ってたけど、台湾流のおもてなしこと「テーブルいっぱいに料理を並べる文化」の前に打ちのめされる。肉、海鮮、野菜、イモ、手を変え品を変え色々な小籠包がやってくる。

婚約者さんは日本語が通じなかったけど、どんどん運ばれてくる皿を見てうわ言のように呟いた「エンドレス・ショーロンポー…」は伝わったらしく笑ってくれて、食は万里を越えると思った。嬉しかった。腹ははちきれるかと思った!

私たちが来る前から行列に並んでくれて、しかもごちそうしていただいて(恐縮…恐縮…)、しかも食べきれなくて後半は婚約者に頑張ってもらうという。昨日の台中のイケメン氏といい、「私は日本でみんなに優しくできているだろうか」と真剣に考えた。
「もう何もできないから金を振り込ませてくれ!」と叫びたくなったけど、きっとそういう事じゃないんだよね…その気持ちを誰かにペイフォワードするね…そして地球のみんなが幸せになりますように…。

カルチャーの発信地、朋丁 pon ding、WAITING ROOM、PAR STORE

昼食後、お友達たちとは解散して、一行は三越から歩いて3階建の「朋丁 pon ding」へ。

1階はブックカフェで、国内外のZINE、雑貨、アートブックや写真集が並んでて(日本のインディーズの漫画がいろいろあった!)、2階はこの日何もやっておらず(ただ若者はたむろしてた気がする。何かやるのかな~)、3階はギャラリーになっていた。

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ここでポストカードとキーホルダーをゲット。もっと掘りたかったけど、明日着る服を買わないとなので断念(現地調達する気満々で服が足りない)。


そして近くにあるWAINTING ROOMへ。

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置いてる物はどれもめっちゃかっこいいしセンスもいいけど、残念ながらここは男性ものばかりで何も買えなかった…明日の服…

台北に住むシティボーイはここに集まるんだろうなあ。それぞれの影響をここに持ち寄って、そこからイベントが始まったり、音楽が始まったりして、台北独自のカルチャーが形成されていくんだろうなと、ここと、さきほどのpong dingと次に行くPAR STOREで強く感じました。ボーイだけじゃなくガールもね。

物を買って終わりじゃない、たむろできそうな感じ(実際、PAR STOREではお酒が飲めたりpong dingではカフェが一緒になってたり)が見ててワクワクする。


そしてPAR STOREへ。透明雑誌の元メンバーがやってるお店です。

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透明雑誌がナンバガの影響ばりばり受けてるあたりで日本色強めなのは多少予想していましたが、まさかストⅡとこの時代のジャンプがあるとは…ジャンプの表紙見て…MIND ASSASINもボンボン坂高校まだやってるよ…ちなみにSHADOW LADYの第一話が掲載されている号だったよ…。
手前にとこちゃん夫妻の台湾旅行記のzineがあるね!異国で友達が作ってる物に会えるとちょっと嬉しい。

ここでめちゃくちゃかっこいいTシャツとキャップをゲット。明日着よーっと!衣服の現地調達式、荷物減らせるメリットはあるけどスリルもある。


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タピデビューも無事に果たす。ここのタピオカは粒が小さくてストローで吸うとスポポポポンって入ってくるので何だか笑いが止まらんでした。


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「台北牛乳大王」って何だろう、良い響きだな。

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思わず撮ったすごいブーゲンビリア。

晩御飯、香色 Xiang Seで洒落込む。

台北買い物三昧の一日の最後は、台風の中やってきた方の友達がFacebookで事前予約してくれてた「香色」で。もちろん、Uberでひとっ飛びです。もちろんさ!

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この顔を見ると、飛行機飛んで良かったねと心の底から思う。ガッツを見せてくれたチャイナエアにマジ感謝。

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台湾料理ではなく、「な…何これ?美味しいけど…美味しいね!」って感じの創作料理のお店です。胃袋に昼間の小籠包がまだおいでになったのであんまり量は食べれなかったけど、めっちゃ美味しかった。あと店内の雰囲気最高。細部にわたって可愛い!

海外旅行となると急にバックパッカースピリッツが出てくるので(ローカルの安い店とか探しがち。身なり気にしなくなりがち。)あんまり自分で選ばないような可愛いお店に行けてるので、台湾+女子旅最高やなと思いました。

本当の〆はやっぱこっち

ホテルまで徒歩で戻りつつ、「行っちゃう…?」「行っちゃいますか~!」って感じで昨日のマッサージ屋さんに再度GO!

「あのおっさんが居たら、またふくらはぎカポンカポンされちゃうね」と言いながら向かったら、玄関のガラス越しに座ってて「いる~~~!!!!」ってなった瞬間に笑い崩れてアドレナリンめっちゃ出た。またカポンカポンされちゃう~~~!!!

どこ行ったとか何食べたとかより、こういう瞬間や、昨日の「イケメンが飛ばす高級車の後部座席でビールを瓶で飲む」とか、そういう事の方が思い出として強く残りそう。誰かと旅する醍醐味ですね。


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