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自分の仕事に価値を見出せない人

「自分がやっているような仕事は大したことじゃない。先輩から引き継いでもう3年も同じ仕事をやってきている。こんな仕事はやり方をちょっと教えてもらえれば誰だってできる。こんな仕事をいつまでもやりたくない」

そう思っているあなた、毎日会社に行くのが辛いですね。きっと会社から家に帰る途中でもそんな思いに囚われて、立ち飲み屋でいっぱいひっかけて愚痴りたい気分になりますよね。

実はこういう人は少なくないんです。大抵の人は次にこうおっしゃいます。

「かといって自分に何か特別なスキルが身に付いているわけでもありません。これまでも親や周りの人が言う通りに生きてきているだけで、次に何をやったらいいか、何をやりたいのかわかりません」

本人にとっては大変な悩みでしょう。自分の悩みに囚われているばかりで、周りのことに考えが及ばず、この先の準備もしてこなかったのかもしれません。

先輩から引き継いだ仕事を正確にやることを真面目にやってきたため、年々効率は上がっているでしょう。ただそれは仕事でしょうか?なんだか作業のように受け取れますね。

何も考えないで、作業スピードをあげれば、早く正確に処理できるようになります。でも、彼女の作業効率はいつかは停まり、あとは若い人がやったほうが生産性は上がるかもしれません。

本来彼女は自分の果たすべき仕事をしてきているでしょうか?彼女が任された仕事について”本来どうあるべきか”等考えてきたでしょうか?上流や下流の仕事について考えたことがあるでしょうか?その関係者と話し合って改善を進めたことがあるでしょうか?

つまり、彼女は仕事に関する認識ができていないのです。彼女には今の仕事でもっとやるべきことがあるでしょう。誰にでもできるかもしれませんが、彼女の工夫により彼女にしかできない仕事だってあるわけです。

こうしたことが認められて、彼女は他の上位の仕事などを任されていくのですが、彼女にはそういったことが理解できなかったのでしょう。

こう考えると簡単だ、価値がないと思っている仕事だって見方が変わってくるはずです。






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