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モチベーションのボタン

人は誰しもやる気がある時とない時がある。必ずあるはずだ。季節によるという人もいるだろうし、天気によるという人もいるだろう。時間帯や曜日によるという人もいるかも知れない。


が、最大の要素は「気分」だと思う。「その日の気分」「その時の気分」
なんとも掴みにくく、掴めないこの「気分」。そして、起きる出来事や心理状況や体調により変わる難敵。

少しでもこいつをコントロール出来たら、いかに楽か。でも、そんなことはなかなか出来ない。だって、その日に起こることなんて分からないし、急に具合が悪くなって「気分」急降下なんてことがあるかも知れないし、意味なく落ち込んでいて「気分」低空飛行なんて日もあるだろう。

一方で、予期せず、すごくラッキーなことが起きてハイテンションになることもあるだろう。また特に理由はないが、朝から「気分」が良くて、やる気満々という日もあるだろう。

この「気分」。当然、相手の「気分」と自分の「気分」とがある。相手の気分が良くても、自分が悪い時もあれば、その逆もある。また相手も自分も良い時もあれば、その逆も。

相手の「気分」をコントロール出来たらなとも思うけど、自分のもそうそう出来ないのに出来る訳がない。ただ、相手が「気分」を上げ、やる気が出るきっかけを与えることは出来るのではないかな。

そのきっかけになるボタンというものが必ずある気がする。
そのボタンは相手からみたら分かりやすかったり、分かりにくかったりすると思うのだけど、自分が押されて「気分」が上がるボタンはみんなある程度分かっているんじゃないかな。

人から押されるボタンとして、
1. 「褒められる」というボタン。多くの人が「気分」があがるのではないか。
2. 「〇〇さんが素敵な人だと言っていたよ」という間接ボタン。1の変形型だが、これも「気分」が上がる人が多いだろう。
3. 「ありがとう」というボタン。人によるだろうが「〇〇さん、ありがとう」と名前入りだと、より「気分」が上がるのではないか。
4. 「助かったよ」3との組み合わせだと、より効果が発揮されると思う。
5. 「頑張ったね」3がつくケース、つかないケースがあるのかな。1の具体的ケース。
6. 「君にしか頼めない」唯一無二の存在と認めてくれている心地よさ。が、時に重圧も。
7. 「君がいてくれて良かった」3や4との合わせ技で使われることが多いのかな。
8. 「サイコーの出来だね」これも1の具体的言い回しか。
とあげれば切りがない。

必ずしもこれらの言葉をかけてもらったから、即「気分」が爆上がりし、モチベーションが急上昇と単純にはいかないのだろうけど。

しかし、人から押されて少しでも「気分」が上がるこれらのボタンが分かっているなら、相手のそのボタンを押してあげたら、良いのではと思う。もちろん、人によってそのボタンは多かれ少なかれ違うだろうから、慎重に探りながら。

という僕はなかなか相手のボタンを押せていないな。と反省するとともに実行していきたいと思う。

みなさんも自分の「気分」が上がるボタンを探してみては。

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