「大戸屋」に見るBSPL

今、コロワイドからTOBを仕掛けられている大戸屋ホールディングス。

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どんな会社か、財務的な視点から調べてみました。

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有形固定資産に注目

ここで注目なのが有形固定資産と純資産の関係です。有形固定資産は現預金、売掛金、敷金と違い、使用期間に応じて費用として計上されるものです。

さらにこの有形固定資産、将来の稼ぐ力がなくなると、一時に費用処理(減損)する必要が出てきます。

かなり単純化しますが、有形固定資産が全て費用となると純資産が5億円しか残りません。

収益を継続して生み出している限り、一気に費用化されることはありませんが、2021年3月期以降、コロナの影響で業績が厳しいことを考えると、全てではないものの費用化が早まる可能性はあるのではないでしょうか。


今後について

上記のような財政状況を見ると今後の業績次第ではありますが、単独で生き残っていくのはいばらの道があるとみることもできます。

1つの視点としてのお話でした。。。


Thanks,

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