#Jを使おう 25周年kick off
Jリーグ25周年、新たな25年に向けて Jリーグと社会を連携させて何ができるかを考えるkick offイベントに参加してきました。
全54クラブの各 Jクラブの社長、川淵三郎初代チェアマン、日本サッカー協会会長の田嶋幸三さん、選手会の中村憲剛さん、播戸竜二さんなどサッカー界を支えている方たちも一緒に参加。
1993年5月15日、Jリーグが開幕した当時は7歳だった自分。
あれから25年がたって大きく変わった環境や社会、そして変わらない想いや価値観がある。
自分にとってのサッカーと Jリーグは、仲間やかつてのライバルとの一生のコミュニティ形成、迷いや悩みがあるときの物事の判断の基軸、家族や友だちと出会い、再会できる場所、子どもの頃の挑戦と挫折、夢を持ち目指した場所でもあった。
昔ワクワクしながらスタジアムに行った思い出を、25年たった今も同じように感じる人たちがいる。
当時みんなが興奮し、憧れたコンテンツである Jクラブを、次の25年は社会に開放し市民と連携して日本全体の課題解決に使ってもらう。
村井さんのこの考えにすごく共感したし、実際サッカーには社会の課題を解決する力があると思う。
(現チェアマンの村井さん、初代チェアマンの川淵さん)
Jリーグを創り育ててきた川淵さんが込めた想いの種を、現チェアマンの村井さんが実をつけて社会と連携して花を咲かせていく。
その輪をこれからは僕らも繋がることで、更に大きくし、次の時代へと繋げていく。
川淵さんが「 Jリーグの社会貢献を、こんなにも多くの人が真剣に考えてくれるなんて」と語った時の涙にすべて詰まっていた気がする。
もちろんリーグだけじゃなくて選手あっての Jリーグ、村社会と言われてきたサッカー界にもこうした市民やビジネス人材が関わっていく事でより世界的な魅力あるリーグに成長していく。
スポーツはそれ自体が価値の高いコンテンツだから、そのコンテンツを多くの人に伝えるためにタッチポイントをどこまで拡大し、誰に届けるのか。そのために何を使うのか。
テーブルでのディスカッションではクラブやスタジアムを活用した地域活性、教育、国際貢献、農業、就労体験、観光PRやツーリズム、チャリティなど色んなアイディアが出てきたので、このアイディアを一つでも形にしていきたいな。
(僕らは今回は横浜FCについて考えた)
今回のグループワークで、課題解決のためにデジタルを活用したソリューションばかりを考えがちな自分を少し反省した。
Jリーグ自体、デジタル戦略に課題はあるんだけど、もっと広い視野で考え芝生ビジネスに目を向けたり、スタジアムでのカフェや病院の併設、ショッピングセンターの敷地内にサッカー場を創ったりと、手法ではなく事業をよくする考え方がたくさんある。
マーケティングと一緒で、スタジアムに来たお客さんが楽しむためには?また来ようと思ってもらうには?スタジアムに来なくてもクラブが中心となって地域にできる事は?顧客満足の視点が必要だ。
これまではプロダクトアウトで、サッカーというコンテンツが持つライブ性を提供してきたけど、これからは地域や社会のニーズからマーケットインで何ができるかを考える。
そんなことをやっていけるといいな。
(SHCの仲間たち)
海外のサッカー文化や事例を日本的に取り入れることも大切だし、播戸さんと話して思ったのはサッカー選手とリーグ組織、ビジネス人材がうまく融合して、組織が保守的になるのではなくもっと積極的に外に出ていったり外から取り込むこと。
専門組織の危うさを外部とのバランスで解決する必要があると感じた。
サッカー選手もセカンドキャリアを考えた時に、監督や指導者になる選手は多いけど、現場のリアルを知っている選手こそが声を上げてもっと良くするにはと組織に入り込み考える必要もある。
(元ガンバ、日本代表、播戸竜二さんと)
(川崎フロンターレの中村憲剛さん)
(ゲストできたジーコ!興奮(笑))
オープニングのこの動画も良かった。
Jリーグが日本にできて社会に与えてくれたもの、サッカーが自分自身に与えてくれたもの、それを次の世代に繋いでいくことが与えられた者の役割。
よろしくお願いします🙇♂️