ボードゲームは問題解決の縮図
ある認知心理学の本に、とっても嬉しい一言が記載されていました。
『ボードゲームは問題解決の縮図』と。
理由は幾つもあげられていましたが、特にルールが明確(初期状態と目標状態が明確)であること、また、一般の世界を抽象化して提供しているということが重要であると書かれていました。
さらに、ボードゲームの一つ『テトリス』がPDSDに有効というデータも!!
実際、有名なギタリスト、エリック・クラプトンの息子さんが不慮の事故でなくなったとき、医師の勧めで、しばらくテトリスをしていたと本人が語っている記事があります。その後、クラプトンは復活し、現在も精力的に音楽活動を続けています。
2010年に、オックスフォード大学で実際にテトリスを行うことがPDSDに効果的かどうかの実験を行い、効果的であるという結果が出ました。
理由の一つに、テトリスに没頭しているとき、プレイ中の人の心の中では、目まぐるしくブロックを回転させ、どこに置いていけばいいのか瞬時に判断しています。この時に、視空間的ワーキングメモリが働き、この動きでPDSDの記憶を妨げていると考えられています。
ボードゲームって本当に奥深いですね。
ボードゲームは最強のソリューションツール。なるべく小さなころからボードゲームと触れ合ってほしいなと思っている、てんちゃんでした。
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教育×ボードゲーム 幼児教室の運営、小学校受験の講師などをとおして、子供たちに自分で、考え、気づき、行動する力を養う教育を展開中。発達グレーゾーン、闘病中の子どもたちのサポートも行う。