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こんにちは。自由が丘駅 徒歩2分の場所にある『ボードゲームで考える力を育むクリプトメリア』です。この場所ではとくに親子向けのボードゲームの販売とグレートキッズ幼児教室を併設しています。


私がボードゲーム販売をしようと思ったきっかけについては、過去のnoteにも記載しました。グレートキッズ幼児教室を運営するきっかけについてもnoteでお伝えしました。(下記に記載しております。ご参考ください)


ただ、他にも理由があります。その一つに『旅』を通した出会いなんです。私は、旅が好きで2019年現在で38カ国の国を見てきました。とくに歴史と人との出会いが大好きなので、人と話す機会を多く作ってもらいました。

世界を旅して感じるのは、国ごとの文化の違いや習慣の違いはもちろんあるのですが、個々の個性をとても大切にしているし、認め合っている国がとても多いなと感じます。

例えば、ポルトガルでは盆栽にはまっている20歳の男性に出会いました。日本から遠いポルトガルでどうやって彼は盆栽を知ったのでしょう。

バングラディシュ人には東京裁判の判事の中で唯一被告人全員の無罪を主張したパール判事を知らないか?と問われました。恥ずかしながら、その彼に質問されるまで、私はパール判事その人さえ知らなかったのです。

韓国では、当時日本の教科書問題について討論して、日本と韓国の教科書の作り方が違うというのをお互いがわかり、遅くまで語り合ったこと

世界のどこにいっても質問される日本の『八百万の神』や宗教について

パティシエになりたいと修行にきている若い夫婦との出会いなど

日本の中では、きっと学ぶことができなかった、知ることさえなかった世界がありました。でも、どの国の人々もとても好奇心にあふれ話すこと、質問すること、もしそれが間違っていたとしても、まずは自分が今思っている、考えている意見をいうこと、全く臆しないのです。

ひるがえって日本はどうでしょう。人の顔色を伺い、自分から積極的に話す人は少ない気がします。幼児でも、周りを見てから考えるという子もいます。

間違ってもいいので、今、自分はこう考えているよと発信すること。それが、ボードゲームの中にはギュッと詰まっています。話さなければ始まらないのです。

そして、それを受け入れないとゲームはすすみません。話す、聞くの対話が自然とできるのがボードゲームです。そして、自分の意見を言わなければいけない場面が何度となくでてきます。自然と声を出す、そして受け入れてもらえる中で、子どもたちは自分の想いを話す楽しさ、間違っていてもいつでも修正できると感じる心が育ちます。

ヨーロッパでは、ボードゲームを教育の中に昔から取り入れている国が多いです。旅している中でも、列車の中で、ホームスティ先で、学校の中でと子供たちがボードゲームを通してコミュニケーションをとっていました。

お互いを認め合い、相互に高め合うのにボードゲームはとてもよい教育ツールだと確信しています。私も、海外でボードゲームを使うとすぐ仲良くなれます。海外では世界中のボードゲームが販売されています。もちろん日本のボードゲームも翻訳されて販売されています。最初にお話したポルトガル人の彼はボードゲームで日本の事を知って興味を持ったことがきっかけで、盆栽に出会ったそうです笑。

いつどこで、どんな出会いがあるかわかりませんね。ボードゲームを通して、五感を高め合っていけたらこれほど嬉しいことはありません。

自由が丘のクリプトメリアで皆様をおまちしております。




教育×ボードゲーム 幼児教室の運営、小学校受験の講師などをとおして、子供たちに自分で、考え、気づき、行動する力を養う教育を展開中。発達グレーゾーン、闘病中の子どもたちのサポートも行う。