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【前編】Value策定への道のり

こんにちは。BNGパートナーズ広報のハセガワです。

今回は当社の「Value策定」についてです。
昨年10月から毎週、「Value策定委員会」が中心となり、Valueを新たに定めようと話し合いを重ねてきました。ようやく「Value」が決まり、これから浸透施策をどうするかの話し合いや社員説明会に向けて動いているところです。

Value策定委員会のメンバーは全員Value策定の経験はなく、手探りの状態でした。そんな中で、どのようにValueの策定を行っていったのか、振り返ります。

なぜ今Valueの再策定?


当社は2021年9月で創業から13期目を迎え、新たなサービス「ONBO」の提供を開始したり、メンバーが増え組織としても拡大したりしていこうという中で、現在を「第二創業期」と位置づけています。

メンバーは70人になり、数年前にValue(当社ではBNGWayと呼んでいます)を策定した時とはフェーズが変わっています。ミッション・ビジョンを刷新した今期はValueも見直す良いきっかけとなり、今の当社により合っているValueのもと「挑戦のすぐそばに」というミッションを成し遂げていきたいとの思いで再策定に至りました。

Value策定委員会は、社内メンバーの推薦によって選出された4人と運営事務局、オブザーバーを含む8人で構成されています。私もオブザーバー兼事務局として参加しているのですが、会社のValue策定に携われる機会は中々ないですし、貴重な経験をさせてもらいました。

まずは今までのValueの良さや課題を洗い出し、Value策定のゴールをメンバーの中で一致させました。

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そのほか、Valueを決めるにあたり、
1事業部長による事業部説明(エグゼクティブサーチ事業部、タレントシェアリング事業部)
2蔵元代表との対話(会社への思いやValueへの期待などメンバーの認識の共通化をはかるため)
3ミッションを達成させるために必要な価値観や行動の書き出し
を行い、認識をそろえていきました。


3ミッションを達成させるために必要な価値観や行動の書き出しでは、
「ミッション」「顧客/戦略」「ハイパフォーマー」「BNGWay(現行のValue)」の4つの項目に分け、各人が大切にしていること・各項目において大切だと思うものを言語化し付箋に書いていきました。

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それぞれ解説をしながら、自分の思いや考えを共有していきます。
その中で、似た言葉があったり、言葉の表現は違えど込められた思いが同じだったりと、根底にあるものは一緒なのだと認識する機会となりました。

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一例を挙げると
・志
・貢献
・顧客視点
・自らが挑戦し続ける
・愚直
・自主自立
・チームワーク

などの言葉が出てきました。

頭の中を整理したところで、兼ねてより「社員を巻き込んでValueをつくっていきたい」との思いがあったことから、社内でメンバーを募りグループワークを実施することになりました。

当日は希望したメンバーが集まり、委員会メンバーと同じく、「ミッション」「顧客/戦略」「ハイパフォーマー」「BNGWay」の4つにおいて、大切なものを言語化し、それぞれの言葉に込められた思いや背景をじっくりと話し合いました。

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委員会メンバーの中で出てきたものと似た部分があったり、一方で違ったワードが出てきたりと、大切にしているものが可視化出来たのと同時に新たな価値観にも触れられました。
活発に意見が飛び交い、Valueの策定に向けて熱量の高さを感じる時間でした。

何より多くのメンバーがValue策定に向けて丁寧に向き合い、真摯に取り組んでくれたことが嬉しく、委員会メンバーとして一層気が引き締まりました。

グループワークを終えて委員会メンバーからは、
・グループワークメンバーと委員会メンバーの考えていた部分で一致するところが多く背中を押してもらえた
・委員会メンバーだけでなくほかのメンバーとも同じプロセスを経験できたことが価値
・自分たちにはない意見も出ていて参考になった

などの感想が出ました。

委員会メンバーだけで進めるのではなく、このように社員を巻き込みながらみんなでつくっていくことによって「当事者意識」が生まれると良いなと思っています。

これまでの委員会での話し合いと、グループワークでの取り組みを踏まえ、委員会メンバー各人が「新Value」を1週間考え、プレゼンを行いました。

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既出の通り付箋での書き出しでも感じましたが、それぞれ大切にしていきたいものは同じなのだと今回のプレゼンでも改めて思いました。当社が大切にしているものを社員も理解しているのだと、答え合わせをしたような感覚です。

プレゼンを受けて、Value策定委員会の委員長である岡本取締役がとりまとめを行い、後日再びプレゼンを行いました。委員会メンバーの思いが日を追うごとにどんどん形になっていくのは感慨深く、長い時間をかけた甲斐がありました。

最終的なワードやそれに伴う説明文などのすり合わせは、全員で一言一句なぞりながら行いました。補足の説明はこれで合っているか、表現はこれで良いのか、ここは大文字なのか小文字なのか・・・と細部まで目を配り、全員が納得のいくかたちで、ようやく「新Value」が完成しました。

年末に代表と部長メンバーに完成した「新Value」のプレゼンを行い、その場で承認を得ました。「素晴らしいValueだ」との声が上がったときは、委員会メンバー全員ほっと胸をなでおろしました。
社内でのお披露目はこれからなので、非常に楽しみです。ただ、作ったことに満足するのではなく、しっかりとメンバーへ落とし込み、日々の行動に繋がるよう継続的に働きかけていくことが重要だと感じています。

【後編】は決まった「新Value」と込められた思いを綴っていきます。


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