オンライン会議で効果的なチームビルディングを行うためのベストプラクティス(第1回Webinar開催しました)
話題のAIさんに、動画の文字起こしから要約までを行なっていただきました。気になる文章は、動画を視聴して確かめてくださいね。
はじめに:
こんにちは。本日は「ハイブリッドイノベーションから学ぶオンライン環境でのチームワーク強化」がテーマです。
オンラインイノベーションの本の翻訳出版クラウドファンディングを実施中ですが、英語が難しいと感じる方もいらっしゃるため、今日は3つの話題を用意しました。
1つ目はオンライン会議での問題点、2つ目は勤務ビルディングの重要性と基本アプローチ、3つ目はチームビルディングに効果的なオンラインツールです。Q&Aは随時受け付けていますので、積極的に参加してください。
話題1: オンライン会議で起こりやすい問題点
オンライン会議での問題点を感じたことはありますか?
どのように問題点を解決していますか?
オンラインツールやテンプレートを活用していることがありますか?
オンライン会議で30人以上が参加する際には、試行錯誤が必要となります。特にグローバルな課題設定でオンラインが主要手段となるケースもあります。通信環境や遅延の問題が発生しやすいですが、ファシリテーターが挨拶を行うことで雰囲気が和み、発言がしやすくなります。個別の挨拶が組織の壁を取り払う重要性があります。
イノベーションメソッドやプロセスを活用し、目的を明確にすることが大切です。オンライン会議の効果を高めるためには、各参加者が役割を理解し、アジェンダに沿った発言や質問が重要です。事前にアジェンダや資料を共有し、オンラインツールを活用して意見の整理を行い、全員の意見を取り入れます。会議終了後には、アクションプランや次回の日程を明確にし、継続的な取り組みを促します。
オンラインでの会話は、ツールの使い方や言語能力が重要です。特に言語能力が非常に大切で、具体的な話から概念的な話への切り替えが難しい場合もあります。ファシリテーターが言葉の違いをカバーし、チームビルディングの重要性と基本的なアプローチを考慮することが求められます。オンライン環境でのチームビルディングの特徴やコツについて、参加者に意見を聞くことが効果的です。
話題2:チームビルディングの重要性と基本的なアプローチ
オンライン環境でのチームビルディングの特徴を知りたいですか?
チームビルディングのアプローチで、オンラインと対面で変えることはありますか?
オンライン環境でのコミュニケーションに悩んでいることはありますか?
オンラインミーティングで、参加者が自分の名前や好きな食べ物を共有することで、雰囲気を和らげることが大切です。また、プロジェクト開始時に参加理由や目標を記録することも重要です。顔出しによるメリットやデメリットについての議論があり、顔出しを強制しない方法も提案されています。さらに、オンライン会議ツールのリテラシーが重要であり、画面共有ができない人は時代遅れとされています。Zoomのアバターを利用する方法もあります(即興での実演あり)。
さらに、オンライン会議では、アクティブリスニングの重要性も強調されています。オンライン会議では非言語的なコミュニケーションが制限されるため、参加者は積極的にお互いの話に耳を傾け、うなずいたり言葉で返事をしたりといった言語的な合図で参加していることを示すことが重要です。また、参加者は”はっきり”と話し、他の人の話を遮らないようにすることも必要です。
チームビルディングの面では、アイスブレーカーやチームビルディング・アクティビティの活用が、チームメンバー間の連帯感や信頼感の醸成に効果的です。また、バーチャルホワイトボードやコラボレーションソフトウェアなどのオンラインツールも、チームビルディング活動に有効です。
全体として、オンラインミーティングにおける効果的なコミュニケーション、アクティブリスニング、チームビルディングの重要性と、これらの活動を促進する適切なツールや戦略の必要性が強調された意見となりました。
話題3:チームビルディングに効果的なオンラインツール
チームビルディングに使えるオンラインツールを教えてほしいですか?
どのようなオンラインツールを使っているか教えてください。
チームビルディングに使ったツールのうち、特に効果的だったものはありますか?
オンライン会議に関連するツールについて紹介しました。これらのツールを活用することで、チームビルディングが促進され、プロジェクトの進行や意見の共有がスムーズになります。また、新しい事業や製品を考える際には、自分ごと化が大切であり、女性と男性のチームでは意見の出し方が異なることもあリます。
チャットに投げ込まれた視聴者の方の悩みや不満の中で、「WiFi使用時に電子レンジを使用すると通信が落ちることがある」という話題で盛り上がりました。確かに、注意が必要そうです。
また、チームビルディングや会議中の効果的なオンラインコミュニケーションのために、Miro、OneDrive、M365、Microsoft Teams、SharePointなどのツール利用が推奨されています。ツールを効果的に利用することで、参加者が自分のアイデアを書き込んで共有できるような仕組みづくりも重要です。これらのツールを活用することで、プロジェクトがスムーズに進行し、全員の意見を平等に共有することができるのです。
Miroツールの使用については、一部のウェブブラウザとの相性問題があるようですが、最近は改善されつつあり、企業でも徐々に使用されるようになってきているようです。移動中やネット環境の悪い場所でのツールの使用は避けた方が良いですが、固定した場所での使用であれば大きな問題にはなりません。
Q&A
リモートワークの場合は、Wi-Fi接続に問題がある可能性があるため、有線接続が推奨されています。さらに、ツールを常に最新の状態に保ち、オンラインとハイブリッドの活動に対して十分な準備をすることが重要です。最後に、マイクロ波の使用は干渉や接続の低下を引き起こす可能性があるため、WiFi接続を使用する場合は注意が必要です。
Wi-Fi問題は重要で、パフォーマンスに影響を与えます。チームビルディングでは、ミーティングの始め方や進め方などが重要です。また、MicrosoftのSharepointは便利です。誰でもOfficeソフトウエアには慣れているため、チームビルディングのオンライン会議でよく使われています。
新しいプロジェクトで新メンバーが集まる際、お昼前や就業時間手前が好ましいとされています。また、定例会の開催時間を固定することがスケジュール管理に有益です。チーム内でお互いにサポートし合うことで、プロジェクトが進むことがわかります。
結論
本日のお話では、新しいメンバーが集まる場での自己紹介テンプレートや、最高のチームに必要な要素を記入するアクティビティがチームビルディングに有効であると紹介されました。また、オンラインファシリテーションについても触れられ、アバターや動画を利用した解決策が示されました。
視聴者の方にアンケートで、次に知りたいテーマを尋ねたところ、オンラインコミュニケーションの基本、デジタルツールのコラボレーション、クリエイティブな発想法、タイムマネジメント、プロジェクト管理のスキル、ハイブリッド実践プロジェクトなど、様々な回答が寄せられました。
4/13(金)著者のお一人であるRodyさんが、本の内容に関連する「ライトニングディシジョン」のミニワークショップを開催予定で、英語で行われるものの、日本語でフォローアップが提供されるとのことです。クラウドファンの支援者には割引コードが提供される予定で、参加者は本の内容をより深く理解できるでしょう。
最後に、ハイブリッド環境下で有用なツールややり方を学ぶための本が紹介され、参加者に購入を勧められました。これらの話題を通じて、より効果的なチームビルディング方法について議論が交わされました。
本書では、チームビルディングと会議環境の重要性を説き、適切な準備の意義とグローバルに成功するツールの選定に重きを置いています。本書は2022年に出版されましたが、古い情報が含まれているため、著者の了解を得て新しい情報を追加する予定です。また、日本語版も更新される予定です。
今回のセッションに参加してくださった皆さんに感謝し、次回のネタを決めるためのアンケート結果を楽しみにしています。それでは、良い週末をお過ごしください。
なお、早速第2回「クリエイティブな発想法」開催が決定しました!
ランチタイムなのでお気軽にご参加ください。
BMIA常務理事 山本伸
シミックホールディングス株式会社CEO Office "We"nnovation Facilitator
多摩大学大学院MBA客員教授
名古屋大学学術研究・産学官連携推進本部客員准教授
FORTHイノベーション・メソッド公認マスター・ファシリテーター & Global Leadership Team
レゴ®シリアスプレイ®メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーター
Business Model Generation(原書)著者であり、当協会のシニアアドバイザーでもあるアレックス・オスターワルダー氏、イヴ・ピニュール両氏、各々の日本初講演をプロデュース。ビジネスモデルキャンバスの本流を知る伝道師であり、医療・ヘルスケア分野における“異業種共創型“イノベーションの専門家。
外資3社15年勤務後、2017年にシミックホールディングス入社。時間外扱残業代無でも集まる異業種社内外1,800名をネットワーク化し、2019年に創業”奨励”賞を獲得し活動が公認化。以来、イノベーティブ人財発掘・育成及び、製薬企業のデジタルヘルス事業開発、異業種企業がヘルスケア分野に参入する際の新規事業創出の支援など。複数のプロジェクトを部門横断で推進中。2021年よりCEO OfficeとConsulting & Navigation Unitを兼務しながら、さらにグループ社員7,700名が学べるリスキリング教育プログラムを開発し、全社向け組織変革デザインを推進中。
監修した書籍「イノベーションの迷路〜ゴールに導く4つのルートと10のステップ」は、翻訳出版クラウドファンディングに成功し2021年1月に発刊。
静岡県生まれ。名古屋大学大学院工学研究科修了(博士)。スイスBasel免疫研究所Research Student、カリフォルニア州立大学サンディエゴ校医学部ポスドクを経てアカデミアから企業人へ転身。外資系3社16年間で研究、技術営業、事業開発など「サイエンス」でビジネスを支援する職務に従事。バイオと医療、そしてアカデミアと産業界、双方での経験から、ヘルスケア領域には多数多層のネットワークを持つ(Facebook4,000名、LinkedIn2,000名)。
人生のミッションは「イノベーションを起こし続ける人財の発掘と組織開発」。達成したいビジョンは、“老若男女誰もが失敗を恐れず「挑戦を続ける」ことが最も賞賛される社会の実現“。ライフワークとして、大学院でのビジネスデザイン教育や、大学のビジネスデザイン、アントレプレナーシップ教育にも積極的に従事している。
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