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人に相談できない性格を作り出した要因。

私は人に相談する、ということを全くしない人間である。

昨今の騒動だって、


元々人に相談もせず、一人で突っ走ったばっかりにこうなっている。

そして、悩みに悩み切っている今、やっと人に頼るようになったが、一つ共通していることがある。

それは、知り合いには相談していないということだ。


キャリアセンターの人、ネットで見つけた就職相談窓口、Twitterで知り合ったOB、まだ会ったことのない社員、バイト先の社員(これも会ったことはない)。実際は会ったことのない人ばかりに相談している。


最近食欲も湧かず、14時間睡眠しているほど病んでいる。(これはマジ)何でこんなに苦しんでいるのに周りの人には頼れないのだろう。

それは、人に否定され続けた経験から来ているのかもしれない、と思った。


親に「お前は体育が苦手だから運動部は無理だろう」と言われた。

親に「お前は危なっかしい。一人暮らしは無理だ」と言われた。

担任に「お父さんがいるから東京に行くのは無理よ」と言われた。

担任に「東京に行くより、地方の国公立を受ける方がいい」と勧められた。


思い返すとほとんど親だが、私のやりたいことを打ち明けた時に全て「無理」と返されることが多かった。大の大人にとっては私は、とても未熟な人間だっただろう。背中を押してくれる人が幼少期に誰もいなかった。そして、親のネガティブシンキングがプラスされた結果、自己開示を自分から全くできない人間になってしまった。


しかし、やりたいことは人に相談すべきでないという意見もある。

本当に重要な決断をするときには家族とか人生を共にするパートナーにはしっかり相談したほうがいいけど同僚、友達、先輩、上司には絶対しないほうがいいです。

【出典】

こちらは、新卒10ヶ月で退職された方の記事だが、結局人は自分の都合を優先して、人のことを考えない人が多いからだと言う。

また、

あなたに成長して欲しくない人は、たくさんいます。あなたが成長することで、自分の優位性を失う人とかですね。行動するなら、自分で決めて今すぐです。

【出典】

誰かに相談をする時は、それは『止めて欲しい時』なのではないか、という意見だ。


下記リンクの方は、『親は絶対に否定をするもの』だとおっしゃっている。

このように、そもそも「人に相談するということの意義はあるのか」という問題になりつつある。

親は絶対に否定するものだ、と割り切ってしまえば、親の意向に添えない自分を嫌いにならなくて済むのかもしれない。

私は実際に親に多大なる迷惑を掛けている自信がある。(上京費用、家賃、受験費用…etc)

そんな自分に嫌気を指すことは大変多い。日本では『親不孝』は良くないことだという考えがあるからだ。

ちなみに、父が子に対して否定的になったのは、祖母のせいだと思う。

祖母と父はよく似ている。私の家系は元々保守的なのだ。

そう思うと、ある程度自由にやりたいことをやらせてもらえている自分は、ある意味幸せなのかもしれない。


また、『人に相談できない自分』を否定的に捉えると、私の人の繋がりを大事にしないということなのかもしれないと思う時がある。

仕事でも、報連相のうちの一つに『相談』があり、できない人間は「よくない」とされている。

上記の方は、行動するには『知識』を集める必要があるという。

すなわち、自分の知らないことを人に聞くという意味の『相談』ならば、してもいいのではないだろうか。


個人的な話だが、この前父の弟が仕事のストレスで精神疾患になってしまった。

彼はとても人の言うことを聞く「良い人」だ。それも、自分の意思を押し殺し続けた結果なのかもしれない。


まとめると、人に相談できない自分は「成長しようとしているんだ」と肯定してしまえば、否定的にならずに済むのかもしれない。

周りの人に相談をすると、どうしても「情」や「思い込み」が出てしまう。だから、人に頼れない自分のやり方は、正しいのだと思うことにした。

その分、人に迷惑を掛けたり自分を苦しめることがあるだろう。しかし、その時は成長した自分になって倍の恩返しをしたい、と思うのだ。

こんな自分も社会の一部として認めてはくれないものだろうか。

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