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『腸がすべて』

こんにちは、青い羽のタナカです。今回は最近流行りの腸活について、『腸がすべて』です!「アダムスキー式腸活法」で人生100年時代、最高の自己投資を学びましょう!

1.腸の働き

腸の働きは何か?と問われた時、最初に思いつくのは「食べ物の消化」だろう。もちろんこれは正しいが、もう一つ、「体の免疫システムの80%を担う」という重要な役目も持っている。腸は1~2億個に及ぶ神経細胞からなるネットワークを持ち、腸内細胞と協力して免疫システムを確立している。これを腸管神経系と呼び、中枢神経系、つまり脳幹を介さずに独立して機能することができる。腸は第2の脳と呼べるほど、体の中で「幅を利かせた」重要な器官なのだ。

2.腸の2つの流れ

そんな腸の働きを正常に保つために腸活を行うわけだが、具体的な施策に入る前に腸の2つの流れを学びたい。

①タテの流れ

口から取り込んだ食べ物を大腸の終わりまで下ろし、不必要な成分や有害な成分を体から取り除く。これができないとおなかにいつまでも食べ物が残ってしまう。

②ヨコの流れ

体が消化によって蓄えたい物質を取り込み、血液中に存在する有毒な物質を除去する。これができないと必要な栄養が吸収できず、体内で生成された毒素や老廃物が体内に残ってしまう。

この2つの流れが正常に機能していない状況でいくら栄養のあるものを食べたとしても、ダイエット効果は得られないし、体質は改善されない。「アダムスキー式腸活法」では、この2つの流れを正常に働かせることに重点を置き、そのために適切なタイミングで適切な食べ物を選んでいく。

3.3種類の食べ物

タテの流れが正常に働かない場合、おなかの中に4日以上前の食べ物が残り(正常な状態でも5~6回分の食事が常におなかに残る)、腐敗や発酵を繰り返すため、通常の10倍もの毒素が生じる。また、食べ物が腸内で壁となってヨコの流れを阻害してしまう。この、「食べ物がおなかに残る」状況を避けるには、消化速度から見た食べ物の3つの種類を知る必要がある。

①ファスト

消化管を30分ほどで通過する消化の早い食べ物。代表的な食べ物は果物やはちみつ、ヨーグルト、パプリカ、トマト等。生はもちろん、ジャムやお酒等、加工されているものも同じ分類。

②スロー

消化に8~10時間かかる消化の遅い食べ物。野菜や炭水化物、肉類など、ファスト以外のほぼ全ての食べ物が当てはまる。

このファストスローの食べ物を組み合わせてしまうと消化に通常の3倍以上(18~24時間)の時間がかかってしまい、腸の自浄に必要な休憩時間が取れなくなり、有害な汚れがこびりついてしまうのだ。トマトパスタは組み合わせが悪い典型的な食べ物なのだ。

③ニュートラル

ファストでもスローでも組み合わせることができ、腸の流れを早くする作用がある。にんにく、玉ねぎ、赤ワインなどだ。

食事をとる際は食べ合わせをできるだけ考慮し、食事と食事の間隔をしっかり開けて消化速度に合わせた生活習慣を身に着けよう。

4.書評

体が一番の資本ということで、今回は腸活についての1冊でした。私自身、悪玉コレステロールの数値が高かったり血圧が高かったり、あまり健康的ではないので是非参考にしていきたいと思います!笑

なかなかここまで食事のメニューに気を遣うのは難しいかと思いますが、自炊ができる在宅勤務時や休みの日など、できるところから取り組んでいただければと思います。たまには誘惑に負けてもいいと思うので、少しずつ健康目指していきましょう!


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