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シティポップ好きな貴方へ 70〜80年代 日本のオンナたちの歌 vol.2 〜 佐藤奈々子

こんばんは!
前回のシティポッププレイリストでは、いしだあゆみの『バイ・バイ・ジェット』をお届けしました。

今回は、佐藤奈々子をご紹介します。
現在nanaco名義となっていますね。
1977年に佐野元春との共作アルバム『Funny Walkin'』でデビュー。

1980年、岩倉健二・戸田吉則・永田裕らと「SPY(スパイ)」を結成。加藤和彦プロデュースによるアルバム『SPY』をリリース。バンドではこのアルバムのみとなっているようです。


この時代ならではというか、ニューウェーブな音で、今聴いても格好いい!うーんお洒落ですね。

佐藤奈々子は、ピチカート・ファイヴの『Twiggy Twiggy』を作詞作曲しているんです。
この曲、もともと野宮真貴のソロアルバム『ピンクの心』収録バージョンが先なんですけど、有名なのはピチカートバージョンですね。
nanaco名義でのセルフ・カバーもあります。

野宮真貴バージョン

こちらは有名なピチカートファイヴバージョン

nanaco名義のセルフ・カバー

プロデュースはDr.Strange Loveギタリストの長田進、GREAT3白根賢一とjan、トランペット奏者のヒロ川島が演奏、野宮真貴もコーラスでゲスト参加。
janは佐藤奈々子の息子であり、GREAT3のベーシストですね。

私は元々ピチカートやGREAT3はリアルタイムで好きだったけど、佐藤奈々子は後追いです。調べていくと、こうして繋がっているのが音楽の面白いとこですよね。

ちなみに野宮真貴のアルバム『ピアノの心』に収録されている『絵本の中のクリスマス』の作詞作曲、『17才の口紅』の作詞も佐藤奈々子が手掛けています。

佐藤奈々子は、Coccoや細野晴臣のCDジャケットを手掛けていたりカメラマンとしても活躍。nanaco名義でも1993年から音楽活動を再開しています。

今回プレイリストに選曲した『海にうかぶピアノ』は、1977年リリースのアルバム『SWEET SWINGIN'』収録。
こちらは作曲が佐野元春との共作になっています。
このアルバムのアレンジは、ジャズギタリストの横内章次が担当。ジャケットの写真も最高だし、名曲揃いですね。いま聴いても古くない。
歌も味があって、うますぎないところがかえって良い。

週末のハイウェイもおすすめです。
佐藤奈々子、本当センス良いですね。

ちなみにアン・サリーがカバーしていて、こちらもいいんだよなあ。アン・サリーも大好き。


こちらは、ムーンライダーズとの1979年のライブ盤。『Radio Moon and Roses 1979Hz』
凄いな。めちゃくちゃ格好いい。
FM東京の人気番組だった『デンオンライブ・コンサート』のCD化したものだそう。

それでは、今回はこの辺で。

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