嵐は全て霞のなか

 昨日今日と、突貫で出掛けて突貫で帰宅した。エネルギーの渦にまみれてタイムテーブルも記憶していない。もっと面白い景色もあったが疾風の速度で通り去った。

 思うに成長する子どもが振り撒くのエネルギーの1割いや1%でも発電に回せたら、その世帯の電力の年間消費量の半分くらいは賄えるのではないだろうか。溢れ出るエネルギーに自身にさえ振り回される子ども達にじっとディスタンスを取れなどと無理難題。せめてうがい手洗い順番待ちを習慣つけるのが最初の妥協点なのではないか。

 急いで遠出して、深呼吸して、急いで帰った。素顔で嗅ぐ土のにおい水のにおい花のにおい。おそらく来年も隠れて深呼吸するだろう。


今日の英語:Haze

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