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子どもと音楽に触れる

先日2歳の息子と二人でズーラシアンブラスwith大阪交響楽団による宝くじ文化公演に奈良県のDMG MORIやまと郡山城ホールまで行ってきました。

ズーラシアンブラスは昨年末に初めて知ってオンラインで子と二人で鑑賞したのがキッカケでより関心がわいたのだけれども、近畿でやっているというので実際に目で見て空間で体感させてみようと電車に飛び乗り参加してみた。

当日は本来ならば家に引きこもっているような、生憎の雨。しかし時間通りに事が進んで、晩の下準備を済ませ昼ごはんを食べて後片付けまでしてから定刻通りに出発することが出来た。(自分主体だとスムーズなんだよね~これが。大人がもう一人いるとこれがグダる不思議よ…誰とは申さぬが。)

駅から会場までの道のりはほとんど線路沿いにつたってほとんど一直線だから、初めて訪れたが分かりやすかった。到着してからチケットを見せて入場。物販では早速当日出演のメンバーのぬいぐるみを一つ購入。子が選んだのはトランぺッターなインドライオン様でした笑

静かに座って聴けるかなーという不安は多少あったものの、杞憂に終わった。大きなホールの2階席から傾聴。動物が演奏するコメディあり、童謡あり、の子どもにも親しみやすいオーケストラだなぁと思う。

当日のプログラム

・ストローラーマーチ
・喜歌劇「こうもり」序曲
・踊る子猫
・この素晴らしき世界
~20分休憩をはさんで~
・おんまはみんな
・静かな湖畔
・二組の金管五重奏のためのわらべうた
・歌劇「カルメン」より トレアドール・闘牛士の歌
・四季の童謡メドレー

アンコールで演奏されたのは確か、小さな世界、だったかな。

休憩後はカルメンまでずっとズーラシアンブラスのコメディありの子供向け演奏だった。まだ童謡すべてを知らない息子だけど、目の前で繰り広げられる面白おかしい動物たちの動作を目で追いながら楽しんでいたように思う。私はクラシックには疎いけども、こうした童謡などのアレンジは知識がなくても楽しんで聴けることになんとなく教育のありがたみを感じながら耳を澄ませていた。

CDなどで聴くのとはまた全然違う、生の演奏にはその曲を知らずとも鳥肌が立つ時がある。心地いいメロディの中に何かを潜在的に感じ取るのかもしれない、この正体を今はまだ言語化できないところがもどかしいけれども…

音楽を勉強したことも、絵画を勉強したこともないので完全な素人だけども私はこういった芸術に触れるのがとても好きだ。生きる上で必要不可欠ではないかもしれないけれど、人生を潤してくれることは間違いない。そして、たまに気づきや新しい価値観・知恵などをもたらしてくれることがある。安らぎや、楽しみなどは勿論のこと。以前は美術館にもオーケストラにも一人足しげく通った。

自己満足でもいい、けど子どもも将来こういった芸術に触れることが好きになると尚いいなとぼんやり思う。

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