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悩みに対する帰結が全然違った話

私の「我の強さ」に対する悩みについて、「もうこの悩みはおしまい!」と思ったのですが、上司に一連の思考の流れについて話して言われたことがとても印象的だったので残しておきます。

私の職場にNさんと言う、「我が道を行く」という感じのおじさんがいます。

声がものすごく大きくて、誰にでも話しかけ、明るいセクハラ的なコミュニケーションを取るおじさんですが、「これがNさん」ってだけで嫌われてはいません。

Nさんが「みんなと同じ声の大きさにしないと」とか「人を選んで話しかけないと」とか思ったら、それはNさんの自然な姿ではなくなってしまう。

元々のNさんを知っている人だったら、「Nさん具合悪いのかな?大丈夫?」って思ってしまう。

Nさんを知らないときは、やっぱりちょっとびっくりするけれど、Nさんには悪気がないし、ただ楽しくコミュニケーションを取りたいだけなのが分かるので、次第に「Nさんはこういう人」って納得して付き合うようになります。

私の「我の強さ」も同じなのではないか?と上司は言うのです。

アケスケにモノを言う事に最初はびっくりするかもしれないけれど、コミュニケーションを取っていれば、私に悪意やいじわるな気持ちがあるわけじゃないのは分かるし、むしろ良くなるために言っていることが多いのも分かる。

それなのに、「他人の意見は一度受け入れてみる」とか「まず人の意見を聞いてみる」とか気にしていると、私の良さが隠れてしまうのではないか、と言われました。

「色々考えると、自分が自分らしくいられなくなっちゃうから考えたらあかん」とか、「どんな人に憧れるのも自由だけど、憧れたって自分を変えることなんてできないんだから、自分以外のものになろうとしたらあかん」とか言われました。

私がやるべきことは、我の強さを隠して周りと同調する事じゃなくて、思ったときに思った事をポンポン言って、「我の強い人」というのを前面に押し出し、みんなに認知してもらう事だそうです。

私がたどり着いた境地と全然ちがった(笑)

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