見出し画像

自分をがんじがらめにする癖

ミーニングノート発案者の山田智恵さんの新刊本の出版イベントで、本の中から「今気になるスキル」をみんなでシェアしたのですが、私の気になる「メガネをかけかえるスキル」について、女性同士だと「わかるぅ~!」となるのですが、男性はあまりピンと来てないことが多かったのが発見でした。

ジェンダーで分けるのは、今の時代良くないと思いますが、私と似たような年代の女性(アラフィフ)は、まだ「女性(または母親)は~でなくてはならない」というのが刷り込まれて来ていて、それに抗おうともがいている人が多いように思います。

「いつまでに結婚しないといけない」「結婚したら子どもを産まないといけない」「子供を喜ばせるためにキャラ弁を作らないと」「お母さんの愛情のこもった手作りの手提げ袋を用意しないと」「子供の成績はお母さんのレベルにかかっている」「フルタイムで働いているお母さんだって~してるのに、パートタイムの私が出来ないのはおかしい」「普通のお母さんは~してる」などなど。

全然得意じゃないのに、結婚した瞬間に報酬もなく人のために家事をしなくちゃいけなくて、子どもが生まれた瞬間に命を守る責任と良い母でいたいプレッシャーに押しつぶされそうになる。

本当はそうじゃなくても良いんだろうな、と言うのはなんとなく気付いているのに、なかなかそのメガネをかけかえる事ができずにいるのです。

最近やっと、少しずつ自分に許可を与えて、メガネをかけかえようともがいています。

イベントで話した男性たちは「確かにうちの妻はそういう感じ」とか、分かるけど自分は程よく透明なメガネをかけていますと言った感じで、今すぐにメガネをかけかえる必要性を感じていないように思えて、その自由さがまぶしかったです。

私がやることは、私が「やらなくてはいけないから」じゃなくて、「やりたいから」やれるようになりたい。

自分を思い込みでがんじがらめにするのは、もう癖だと思うので、せっかく多様性が認められるようになった世の中なのだから、一昔前の世間の声を脱ぎ捨て、色んな人と話して、新しい考え方に出会って、自分を矯正していこうと思ったのでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?