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詩 毛糸の温かさ
大人になり、誰かを好きになることは少ない。でも、例えばアイスクリームが好きな人はアイスクリームの味というより、冷たさや食べる時の面白さや気持ちの高ぶりが好きなのかもしれない。じゃあ好きって何かを考えた時にため息が時に出るものじゃないかなと思いました。そういう詩です。懐かしい気持ちになったり、何か感じたりしたらスキをよろしくお願いいたします。
好きになるとか、恋とかわからない
アイスクリームを食べてる人には本当にそれが好きかも聞けない。
アイスクリームには飾りがたくさん引っ付くから、また、食べてる風に見せてどうやったら、飾りが取れるかを楽しんでいるように見えた。
それは似ていた。好きな人が高嶺の花だった時のことと
星の周りに星が並ぶように、星座を描くように
星座が余りに壮大過ぎて言葉を失う。輝き過ぎているよ。
星と星を線で繋いでいる間に、眠ってしまう。気づいたら星を見失ってしまった。
星の眩しさが心を傷つける。
ソフトクリームは、いろんな色の毛糸が纏まっているようだ。だけどけしてほどくことができない作品。
恋愛とか恋愛じゃなくても、近くにいることで、いろいろなことを知る。それはけして星を観るみたいにキラキラしてない。
でも、いろいろな色の毛糸を見つけて、気づいたら形になっている。
お婆ちゃんが毛糸で編み物をするように、落ちついている。そんな気持ち。そういう時に出るのは ため息かもしれない。
流れ星がいくつも流れているよ。見逃してしまう僕。
だけど、けして作りかけの作品は、眠ってしまっても見失わない。
それが柔らかさじゃないのかな?それが恋しいじゃないかな?
作品を作ったお婆ちゃんが、抹茶味のソフトクリームをくれた。
それが、おかえり、また来てねの優しい色のソフトクリーム。
作品を作るのは別に僕のためじゃない。ただ、いつも側にあったもの。
でも、作りかけのセーターを見てる人は、あなたのことの大切さに気づいてしまう。
だから、また平凡の日々、時間はゆっくり流れる。
それが他人だと、ありがとうが届くのになんか虚しいのはなぜなのかな?
そういうものなのかな?大切ってさ。