【N018 信頼 危機的な時に】

最近思うこと。相談をするということは、何かしらの危機的状況である可能性が高い。相談など全般に言えるが、そういう時に一番気をつけているのは、自身の感情をぶつけないことだ。
相談者は、いろんな感情が渦のようになっている。

話を聞く際に、あなたのためな等の良い感情含め、感情をぶつけることは、高確率で跳ね返ってくる。それは、こうした方が良いなどのアドバイスを聞き入れてもらうことはできないと考える。

その人が前を向いて歩むのは、自身で考えて、自身で決めたことでなければ、納得して進めないからだ。

なら何ができるのかと思うかもしれないが、話を聞いて、気持ちやモチベーションを高める関わり方や言葉だと思う。

落ち込みやネガティブな気持ちがあるかもしれない。それを消し去る関わり方は無理だと思う。

しかし、その人に寄り添って歩むこと、2人3脚で歩むことは、その人の落ち込みやネガティブさを軽くさせるだろう。そして、問題を乗り越えたり、何か変化を起こすことができた時に落ち込みやネガティブさは軽減されているだろう。

よって、危機的な際は、こちらのアドバイスや感情をぶつけないことが大切だ。その人に寄り添って、2人3脚で歩むことへの覚悟を持ってもらえるかが大切だ。そのため、関係性や信頼関係の構築をいかに築けるかだ。 

信頼関係を強固な物にしたり、新たな信頼関係を築ければ、その人は、既に、物事を乗り越えたり、新たな道筋を築く力を獲得したと言えるのではないかと考えている。

なので、いかにいろんな思いや感情を我慢して堪えられるかが重要になってくる。