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日本酒はもっと自由に。アルミボトル缶【HITOMAKU】がついに発売!

ついさっき届いた。SakeBottlers株式会社がプロデュースしたアルミボトル缶日本酒【HITOMAKU】

昨日も特別な日本酒の話を書いたので、今日は日本酒以外の話題にしようと思っていたのだが、あまりに嬉しかったので、この興奮が冷めないうちに書いておこうと思う。

SakeBottlersという会社が、「日本酒はもっと自由に」をテーマに、自宅だけでなく海、山、BBQ、フェス、旅行などさまざまなシチュエーションで、もっと気軽に日本酒を飲んでほしいという想いから、1合(180ml)のアルミ缶ボトルでの製造・販売を企画された。

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応援購入型クラウドファンディング「Makuake」で応援者を募集されていたので、ミーハーな私はすぐに飛びついた。
それが今日、届いたというわけだ。

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HAVEFUN REDは、結城酒造さん(茨城県)のお酒。この蔵に嫁がれた女性、浦里美智子さんが酒造り未経験から杜氏になり、「結ゆい」という銘柄のお酒を造っている。
ベテランでも難しいといわれる酒米「雄町」で醸した酒が1年目から評価され、今では「結ゆい」といえば「雄町」といわれるほどになった。

今回の赤ボトルも、期待を裏切ることなく、やっぱり赤磐雄町米(精米歩合60%)を使用。なんとアルコール度数は12度とかなり低めだ。

CHALLENGE BLUEは、小松酒造場さん(大分県)のお酒。こちらは、20年の休造を経て2008年に醸造を再開した蔵だ。六代目の若手蔵元がさまざまなチャレンジをしている。
青ボトルは、復活米の大分三井(精米歩合60%)を使用。さらに、白麹を使って低アルコール(13度)に仕上げている。

どちらも家族経営の小規模蔵だが、近年どんどん酒質を上げて注目を集め、全国にファンを増やしている。【HITOMAKU】がこういう蔵のお酒をボトリングしていることにも、とても好感が持てた。

たまたまどちらも業界誌「酒蔵萬流」で取材させていただいた酒蔵さんということもあり、飲むのがとても楽しみ!
せっかくなので、次のキャンプに持って行こうかなと思っている。

この素敵なアートペイント(イラスト)は、山本勇気さん(OVERALLs)が結城酒造さんの蔵内で、ライブ配信しながら制作されたもの。そして、ロゴも含めたデザインは、stereovisionさんが美しく仕上げられている。

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魂のこもった躍動感のあるアートとスタイリッシュなデザインで、見ているだけでわくわくするし、元気をもらえる!(1ボックスに4本入っている)

このような取組みが日本酒を飲まない人にも伝わって、「ちょっと飲んでみようかな」と興味を持ってもらって、「0杯が1杯に」つながれば、こんなにうれしいことはない。

私はなんだかこういう新しい日本酒のカタチを見ているだけで、じわーっと涙が出てくる。そう、日本酒はもっと自由でいいんだ。
お酒が悪者みたいにされて、いろいろ厳しい時代。私は、飲むか書くしかできないけれど、ひたすら飲んで書く。

「日本酒に、限りある肝臓を捧げよ!」←進撃の巨人風に・・・

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