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生成AIの注目技術「RAG」とBlue Prismの連携活用デモ

ChatGPT 3.5が2022年11月30日に一般公開され、わずか1週間で100万人以上のユーザを獲得したことでその存在が広く知られるようになって以降、生成AIは、多くの人々・企業に利用されるようになりました。

一方で、企業での活用にはいくつかの課題が残されています。中でも特に重要な課題の一つが、一般的な生成AIが社内情報や最新情報に基づいた回答を生成できないことです。この問題を解決するために注目を集めているのが、RAG (Retrieval-Augmented Generation、検索拡張生成) と呼ばれる技術です。

RAGは、生成AIのLLM(大規模言語モデル)によるテキスト生成時に、信頼性の高い外部情報の検索を組み合わせることで、回答精度を向上させるフレームワークです。

RAGを利用することにより、生成AIが回答を生成する前段階として、最新情報や社内情報などの外部情報を付与し、それらを検索できる工程を追加することで、LLMのウィークポイントを克服しつつ、エビデンスが明確で精度の高い出力が可能になります。
※RAGの詳細については、こちらなどをご参照ください。

ここで重要となるのが、「いかに効率よく安全に最新の社内情報を収集して検索可能な状態とするか」という点です。関連するシステムやレポジトリから、必要になったタイミングで、迅速且つ内部統制に準拠した形でセキュアに情報を収集することが必要となります。

上記ポイントから、RAGを実現するプラットフォームとして現在注目されているのがBlue Prismです。Blue Prismは、ご存じの通りセキュリティと統合管理性を標準で兼ね備えながら、APIの有無に関わらずあらゆるシステム、アプリケーションと連携が可能な自動化プラットフォームです。このような特性を生かし、Blue PrismをRAGプラットフォームとして利用することで、迅速かつ安全にRAGを構築することが可能となります。

本記事では、Globalにおける事例を基に、Blue Prismを活用したRAGの実現と、RAGを利用した自動化のユースケース例をデモ動画として紹介いたします。

いかがでしたでしょうか?
デモの内容に対してご興味やご質問があれば、是非Blue Prismまでお問い合わせ頂ければ幸いです。

今後も、生成AIに関連するニュース、技術情報を随時届けてまいります。ご期待ください!