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久々の海外

TESS2024という太陽関係の国際学会に参加しました。久々の海外、久々のアメリカ、久々の国際学会発表でした。

久々の海外、しかも一人での移動、ドキドキ。チェックインもスマホでできたり、空港のいたるところに電源コンセントがあったり、世の中は変わってる。10数年前とちがって、アメリカン航空の座席は狭くなってたけど、機内食はおいしくなってた。窓の外には、ぎょしゃ座が見えてた。
空港から宿近くの駅までは割とスムーズだったけど、駅から宿までがかなり歩いた。工事中の場所が多く、歩きづらい道がたくさん。車社会であることを痛感。
夕飯は宿近くのデニーズ。スタッフが少ないのか、客がほったらかし。厨房は怒っていた。ホールのおばちゃんはのんびり笑顔で接客。まあ、これはこれでいいのかなって気もする。

滞在中、スーパーやコンビニで買い物したり、外食したりするたびに、円安を痛感。一食2000~3000円くらいする。

滞在中に、皆既日食が見られた。長年の夢がついにかなった。午前中は曇ってたので、午後の皆既日食は絶望的な気分だったけど、なんと晴れた。何度か雲が来たけど、無事皆既は見えた!まさに黒い太陽!コロナもプロミネンスもバッチリ!素晴らしい。感動!これはすごい体験。写真も撮ってたから、ばたばた。もっとゆっくり見たかったな。でも、みんなでわいわいと見れて楽しかった。

今回は太陽関係の学会。学生の頃は惑星形成について研究してたので、太陽関係の学会は初参加。今回はポスター発表。結構見に来てくれた。嬉しいけど、何話してるかよくわからない。後半は少しましになったけど。

パン!パン!パン!って音がして目がさめた夜があった。銃声っぽい。怖かった。言い争いの声が近づいてきてたし。

Uberに乗る機会があった。乗り込もうとしたら、子どもが乗っててびっくり。1日中、こうやって過ごしてるんだろう。子どもはずっとスマホゲームやってた。働きながらの子育ては大変だ。

学会は刺激的で勉強になった。数パーセントしかわからなかったけど、それでもためになった。以下、感想を列挙。
黒点数の復元をやっている人が結構いる。予測もはやってる。
衛星などの観測データ、シミュレーションコードが、かなりの量、オープンデータになっててすごい。こういうところにアメリカの力を感じる。ただ、使いこなすには知識とセンスが必要そう。程々でよければ、プラネタリウムでも使えるかも。
機械学習もはやってる。観測データはたくさんあるけど、解析が間に合わないらしい。

帰国してすぐに食べたそばが安くておいしかった。長野はちょうど桜も満開で素晴らしい景色でした。

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