toru-suyama

天文の学芸員です。大分県出身。長野市在住。博士(理学)。専門は天文学、惑星科学。天文学…

toru-suyama

天文の学芸員です。大分県出身。長野市在住。博士(理学)。専門は天文学、惑星科学。天文学史、科学史を勉強中。細々と光害調査もしています。 長野県天文文化研究会 https://uchuuken.jpn.org/bunka/

最近の記事

AIはプログラミングの先生

pythonで簡単なコーディング。pythonよくわからないのでネットで調べてもかゆいところに手が届かない感じ。ふと思いついてchatGPTに聞いてみたら、素晴らしい対応だった。 コードの間違っているところ教えてって聞くと、修正案まで提示してくれる。正規表現はどうやって使うの?とか、複数ファイルの読み込みは?とか聞くと、また、修正案を提示してくれる。このコードが間違っているかどうかは走らせてみればわかる。 うまくやれば、アルゴリズムについても教えてくれるんだろうけど、僕は

    • 久々の海外

      TESS2024という太陽関係の国際学会に参加しました。久々の海外、久々のアメリカ、久々の国際学会発表でした。 久々の海外、しかも一人での移動、ドキドキ。チェックインもスマホでできたり、空港のいたるところに電源コンセントがあったり、世の中は変わってる。10数年前とちがって、アメリカン航空の座席は狭くなってたけど、機内食はおいしくなってた。窓の外には、ぎょしゃ座が見えてた。 空港から宿近くの駅までは割とスムーズだったけど、駅から宿までがかなり歩いた。工事中の場所が多く、歩きづ

      • やっておけば良かった勉強

        個人的には、○○不要というよりは、これやっておいてくれるともっとよかったなと思うことはある。 近現代史、法律、経済、プレゼンテーション、レポート作成など。 やってくれたんだけど、さらっとだった気がする。 まあ、こういうのやると、三角関数削ろうってなっちゃうのかな...。 僕は仕事柄、三角関数は必要。天文学で三角関数無いと大変なことになる。 近世の科学史やろうとすると、古文書読めないといけないので(でも読めない)、古文漢文をもっとやっとけば良かったなと思う。 大人になってか

        • 僕の2023年

          今年は妻の実家でのんびり。 2023年を振り返ってみます。 企画展「信州天文文化100年」 ここ数年の成果発表という感じ。久々の天文の展示。そして、近代は初めて。いろんな人と関わりができて、いろんなことを学べて楽しかった。 人文系のシンポジウムで発表 理系は僕くらい。色んな研究のやり方があるんだと勉強になった。 あと、久々に幼なじみと会う。古い話ができて楽しかった。田舎で育った2人が東京で会うなんて不思議な感じ。思えば遠くに来たもんだと思う。 https://www

        AIはプログラミングの先生

          自然科学の階層構造

          この記事は割とわかりやすくて、個人的には少し腑に落ちました。 ただ、物理は、自然を階層構造でとらえてると思うので、マクロな量子系というのが、考えづらいです。 例えば、地球の気候変動の計算をするのに、全素粒子についてのシュレディンガー方程式を解くのも原理的には可能に思えるけど、実際には、ほぼ不可能に近いです。 現実的には、核生成や光散乱は物性値を使って計算するでしょうし、大気の運動はナビエストークス方程式を使うと思います。 ただ、散乱係数などの物性値は、量子力学で決めると思

          自然科学の階層構造

          旅の写真(福井・石川)

          10月で今年最大の山場を越えたので、11月~12月は色々とお出かけしていました。 1日目 3.5日間の旅。 午前中の仕事を終えて、そのまま車で福井まで。 途中見えた虹が鮮やかでした。 夕食はソースカツ丼。 宿に帰ってから、水ようかんと地酒を頂きました。 水ようかん、おいしかった。 2日目 2日目は、恐竜博物館と年縞博物館へ。 恐竜博物館は予約制。 会館前から行列。 さすが充実の展示で、恐竜がたくさん。 中央部が目を引く恐竜骨格で、周囲は地元の地質とか堅実な展示。

          旅の写真(福井・石川)

          LEGOでつくったもの

          こどもといっしょにLEGOで遊ぶときにつくったものです。 結構楽しい。

          LEGOでつくったもの

          市民科学とオープンソース

          学生の頃、linuxを使っていたからか、オープンソースに興味があってlinuxの開発者であるライナスの本を読んだりしました。 みんな何かおもしろいことをやりたいんだなと感じました。 あと、ほぼ日の記事にあったオープンソースの話もおもしろかった。 大事なのは、活動し続けて常に新しい問題が生まれ続けることだと。 そうすると、その問題を解いてくれる人が現れる。 こういう話は博物館ボランティアとか市民科学とかと通じる話だなと思いました。 変光星観測とか太陽観測をしている人に聞い

          市民科学とオープンソース

          星空タイムラプス

          最近撮影したタイムラプス。 長野市鬼無里で撮影したもの。 前半は夏の星座や天の川、後半はやぎ座が写っています。 流れ星は写っていません。 長野市鬼無里で撮影したもの。カシオペヤ座やペルセウス座のあたりです。 一つだけ流れ星が写っています。 千曲市姨捨で撮影したタイムラプス。のぼる朧月と過ぎ去る電車に時間の経過を感じます。

          星空タイムラプス

          2023年8月星景写真

          2023年8月に撮影した星景写真です。 姨捨駅(長野県千曲市)から。名月の里から見る月を撮ろうとしましたが、曇っていて朧月に。これはこれで風情があるかも。下を電車が通っています。2023年8月6日撮影。 ペルセウス座流星群の流れ星が写るといいなと思いましたが、全然写ってません。2023年8月10日撮影。 長野市鬼無里でペルセウス座流星群の観察。肉眼で10個ほど見えました。2023年8月12日撮影。

          2023年8月星景写真

          天文文化

          ラジオを聞いていたら、放送大学で科学技術週間の話をしてた。 科学は文化だ-科学技術週間60年の変遷にみる日本の科学と社会- https://bangumi.ouj.ac.jp/v4/bslife/detail/70191532.html 僕が、科学と文化をつなげて考えるようになったのは、大阪市立科学館のあり方提言を見てからだと思う。何年か前に、博物館のミッションについて調べてて、見た記憶がある。 https://www.sci-museum.jp/about/mission

          写真(新潟粟島)

          2019年7月、家族で粟島に行ってきました。 のんびりしていて楽しめました。 魚もおいしかった。

          写真(新潟粟島)

          書き方と話し方

          定期的に星空について書いてるんですが、これを書くときは、あまり構成を決めてないことが多いです。何となくのテーマがあって、それに向けて、または、そこからスタートして書いてます。連想しながら、話題が移っていく感じ。で、これはプラネタリウムで話してるときに近いなとふと思いました。 紀要とか展示解説とかは、構成を考えるし、書いた後に構成を変えたりもします。で、講座で話すときはこっちに近い感じがします。講座の方が複雑な話をするので、論理的にやる必要があるんですかね。プラネで話すときは

          書き方と話し方

          写真(北陸3県)

          北陸3県(富山、石川、福井)は学生時代に少し行きました。 あとは、長野に住んでから仕事でもプライベートでも行く機会が増えました。 石川も何度も行っていますが、手元に写真が見つかりません…。

          写真(北陸3県)

          写真(新潟)

          新潟は2年間住んでたのと、今住んでいる長野から近いので、結構行ってますね。

          写真(新潟)

          写真(東京)

          東京に住んでたのは1年だけですが、出張などで結構行きます。

          写真(東京)