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1minute七十二候 蟄虫坏戸 (むしかくれてとをふさぐ)

秋分<次候>
9月28日〜10月2日頃

外で活動していた虫たちが、季節の変化を察知して冬ごもりの支度をはじめる頃。虫たちはこれから秋冬が終わるのを、約半年間も土の中で静かに待つのです。啓蟄の頃に再び姿を現すまで、しばしのお別れです。

この時期は秋の前半。気温が変化しやすい季節です。私たち人間も無理をしすぎず養生するべき季節と言われています。
風邪のひきはじめにぞくっとする背中の部分、「風門(首を曲げて出っ張ったところから指2本下がったところの両脇)」というところから冷えは侵入してきます。重ね着やドライヤーで温めるなどして、特にこの門をしっかり守ってあげましょう。ぞくっと来てしまったら、生姜やネギ、にんにく、香辛料などを少し利用して体を温めると良いかもしれません。

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七十二候ってなに?
日本には一年を24に分けた二十四節気(にじゅうしせっき)と、さらにその二十四節気を3つずつ合計72に分けた七十二候(しちじゅうにこう)という季節があります。
七十二候は鳥や虫、植物、天候などの様子で季節を表現しており、細やかな自然の移ろいを感じることができます。 骨董・アンティークバイヤーとして活躍する傍ら「古き良きものの美しさや、ものを大切に使うことの楽しみ」もご紹介中。 ここでは ゆとりある心づくりのヒントとして、季節の話題を記しています。

What is 72 micro seasons?
In Japan, nature's rhythmic seasons are deeply cherished, inspiring a fascination with the mesmerizing 72 micro seasons. Unlike traditional divisions of four or six seasons, these micro seasons paint a vivid picture of nature's transitions with astonishing precision. Imagine the thrill of witnessing the delicate blooming of specific flowers, the graceful arrival of migratory birds, the tantalizing ripening of certain fruits, or even the intriguing behaviors of animals. This admiration cultivates heightened awareness of the surrounding world, immersing individuals in the mesmerizing beauty and rhythmic harmony of nature's ever-changing tapestry.


© antique blue Parrot Co.,Ltd.


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