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肌が満たされるコットンと暮らす。イケウチオーガニックにて

舌で美味しいと感じる。好きな音楽を聴き、景色を楽しむ。

いつだって五感は、私たちの心を満たすこととつながっているけれど、なぜだか肌が触れる感覚は目や耳よりも忘れられてしまいがちだ。

今一度、肌が満たされる心地よさを日常に取り入れるには。

その答えを求めて、オーガニックコットン100%にこだわり続けているイケウチオーガニックの東京ストアを訪れた。

1999年からこだわり続けてきたオーガニックコットン

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1953年に創業されたイケウチオーガニックは、愛媛県今治市に本社を置く今治タオルのメーカー。もともとは「池内タオル」の社名で、今治タオルの輸出用OEM製造工場として誕生した。2014年、設立60周年のタイミングで社名変更を行うのだが、ここで「タオル」という言葉を外したのは、寝具類、ベビー用品といった“タオル以外のテキスタイルを増やす”という意思表示がある。

「地元ではいまだ“タオル屋”という認識をされていますが、弊社では『オーガニックコットン』で実現したいことが数多くありました。そのためには、『タオル』という枠組みをなくす必要があったんです。実は、1999年からオーガニックコットン100%のタオルを作っていたのですが、当時はまだマニアな市場で、国内外の環境オタク、ハイエンド層ぐらいにしか注目されていませんでした。『エシカル』『サステイナブル』という言葉も耳馴染みがなかったころですね」

イケウチオーガニックについての歴史をこう解説してくれたのが、営業部長の牟田口武志(むたぐち・たけし)さん。オーガニックと一口にいっても、そのこだわり方も徹底的だ。

「私たちが生産するコットンには、“農薬や化学肥料を3年以上使っていないこと”“遺伝子組み換え種子ではないこと”“フェアトレードであること”その3つが定義としてあります。『環境を守る』という以上、電力も100%風力発電に切り替えていきました」

「タオル」は一つにあらず

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製品ごとに風合い、触り心地が異なってくるのはもちろんのことだが、イケウチオーガニックでは、糸の太さや撚り(糸のひねり)など設計を変えることで多くの定番を生み出している。

「例えば創業時からの定番であり、BLUEさんのオリジナルタオルでも使用している『オーガニック120』はパイルが短く、しっかりとした厚みと手触りがあります。リピーターの方も多く、オーガニック120で自宅のタオルを全てそろえる方もいるくらいです。」

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シーンによってはまったくベクトルの違うものも存在。そこに感じるのは、オーガニックコットンの可能性だ。

「『オーガニックエアー』シリーズは、とにかく軽いのが魅力。旅行時に持っていったり、枕カバーがわりに使う人も多いですね。『銭湯タオル』は、もともとは身体を洗う用のタオルとして開発しましたが、身体を洗う中央部分はパイルを出して凹凸が出るように設計して、より身体を洗うのに適したデザインにしました」

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画像右がオーガニックエアー。左がサウナタオル。


コットンの心地よさを日常で満喫できるアイテムたち

牟田口さんいわく、昨年から続く「おうち時間」の影響で、普通のタオルからバスタオル、キッチンタオルと、他の製品にもこだわりの目を向ける人が増えたという。確かに、生活品のクオリティを上げていくことで、心の内側も豊かにしてくれる。

今回、牟田口さんに、イケウチオーガニックの心地よさが堪能できるアイテムを聞いた。

『オーガニック316タオルケット』

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「この会社に入るまでは、正直寝具には興味がなかったんですが、使ってみて驚きました。太番手の糸を使うことによって、へたりにくく、しっかりとした質感がありつつも、軽くてふんわりしている。全身にくるまって寝ると、一番気持ち良さを実感できますね。お手入れ次第で10年は使えると思っています」

製品情報

『オーガニックコットンマスク』

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「そもそも『マスク』は、作る予定のなかった商品でしたが、お客様からの『欲しい』という数多くの要望があり、施策を重ね製品化しました。常に肌に触れているアイテムなので、編み機で作っていてタオルとはまた違った風合いです。私たちの製品を試したことがない方は、ここからオーガニックコットンの心地よさを味わってほしいですね」

製品情報

『オーガニックI240 パジャマ&ルームウェア』

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「マスク同様、コロナ渦においてルームウェアの需要も高まりました。この製品は、薄手のツイル生地を使用していて、1年中着ることができますし、吸湿発散性や保温性にも優れています。パジャマも素材は同様に、睡眠時に無意識に肌に触れるものなので、ノンストレスな着心地を追求しました。経年劣化もしますが、それがジーンズのように『味』になって愛着が湧いてくるかと思います」

製品情報

ちなみに、タオルや上記アイテムの風合いを長く楽しむポイントは、「洗濯機に詰め込みすぎないこと」「柔軟剤を使わないこと」がポイント。 “洗濯物が水に泳ぐ”くらいの容量が目安だ。

誠実なものづくりと共に暮らす豊かさ

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こだわりが多い分、他のメーカーとは如実に使用実感の差が出る。はじめてイケウチオーガニックと出会ったひとたちは、どういった感想を持つのだろうか。

「一番多いのは『こんなに水を吸ってくれるとは思わなかった』という感想ですね。それまで、タオルに興味がなかった人からよく聞かれます。もともとタオル選びが好きな人ですと『最初の触り心地はほかの製品と変わりないけど、使っていくごとに風合いの違いが実感できる』と、長い期間を経てインパクトがあるようです」

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こうした機能性に関してのファンがいる一方で、製造過程における透明性、スタッフの多く(※入社してすぐの社員はまだ保有してないため)が今治工業組合が主催している「タオルソムリエ」の資格を持っているなど、誠実なものづくりに共感している人たちもいる。

「現在、小売店、ホテルにとどまらず、銭湯の『小杉湯』さん、レストランの『sio』さんなど、様々な業態の方から弊社の製品を使いたいという声をいただいています。『共生』を目標に、関わる全ての人と共に生きていく企業、ブランドでありたいと思っています」

今後は“メンテナンス”でもサポートを

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すでにタオル関連商品をつくり続けて68年。近ごろでは、社員のインタビューサイト『イケウチのヒト 』や『イケウチな人たち。』もスタートさせ、より商品の“想い”を外部に届ける仕組みづくりを行っている。今後も、意欲的な取り組みは怠らない。

「現在とあるランドリー会社さんと、タオルメンテナンスの取り組みなどを行っています。それは、洗濯・お手入れをする時間がないという方から製品を送ってもらい、こちらで風合いを保ってお返しするというサービスです」

日常のあらゆるシーンで必要となるタオル。だからこそ、信頼・安心できるものをそばにおいておきたい。「2073年(創業120周年)までに赤ちゃんが食べられるタオルを創る」という目標を打ち出しているこの会社の製品が、多くの人の“それ”になるまで、そう遠くない未来だ。

SHOP DATA

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イケウチオーガニック TOKYO STORE

東京都港区南青山6-2-13 2F
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11:30~19:00 (定休日なし)

今回お邪魔したのは南青山の東京ストア。京都、今治に直営店を構えるほか、取扱店は全国に。店舗一覧はこちら

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