UI UX Camp!に行ってきました!

昨日開催されたUI UX Camp!にオフラインで参加しました。
こちらのセッションで聞いた内容と感じたことをまとめていきます。

イベント概要はこちら

今回のテーマはテクノロジー進化とデザインということもあり、生成AIの話題が多くセッションで話されていました。私は生成AIの知識があまりなかったのですが、どのセッションでも新しい技術や生成AIの使い方の情報を吸収でき、テンション上がりっぱなしでした!
私が特に興味を持ったのは2つのセッションです。


次世代生成AIプロダクトのつくりかた 
〜技術進化のトレンドから予測する生成AIビジネスの未来〜

登壇者
梶谷 健人さん(株式会社POSTS 代表取締役CEO)

こちらのセッションでは、AIをサービスでどのように組み込んでいくか?という話をされていました。生成AIの本質価値の話では、AIを活用したサービスの事例が多く紹介されており、とても面白かったです。特にInworldというサービスが印象に残っています。ゲームにいるNPCは定型文しか話しませんが、AIにその人物の情報を読み込ませることでNPCと柔軟に会話ができるサービスでした。こういった使い方もあるんだ!と目から鱗でした。

また、AIを活用するサービスを考える際、AIを使うことが目的化してしまい、サービスの目的が曖昧になることが多いというお話がありました。
そうならないために、まずは徹底的な顧客理解と顧客の抱えている課題を深掘り、サービスの目的をしっかり定めてからAIが活かせる領域を検討しようと話されていました。
UIUXデザイナーになるためのとても大事な領域のお話が伺えたなと思いました!

梶谷さんは本も出版されています。こちらはより具体的にAIの活用法が書かれていそうで気になります。


身体を超える「自分」をデザインする 
〜ゴーストエンジニアリングで広がる生き方の可能性〜

登壇者
鳴海 拓志さん(東京大学大学院 情報理工学系研究科 准教授)

最初は、アバターで使う身体が変われば自身の振る舞いが変わることから、こころの状態をアバターにより変化できるのではないか?というお話でした。これは先日私が読んだ物語思考の本にもリンクするな、とその時思いました。

こちらはキャラクターを作り出し、自身をそのキャラクターのように動かすことで人生を良いものにしようという考えの本でした。こちらの本でも美少女Vtuberで活動されている男性が現実世界でも可愛いものを集めたり、少女のように扱って欲しいと感じてしまう話がありました。
身体を変えるだけで自分のこころの状態が変わるのは驚きです。

また、セッションでは分身ロボットカフェのお話もありました。ロボットとして接客することで、障害があるという第一印象を無くしてお客さんと雑談ができるそうです。確かに、気を遣ってしまいそうですが、かわいいロボットだとすぐ打ち解けて話せそう!と思いました。更にロボットからアバターに変わることで接客される方の多様性も表現されているとのこと。自身の見た目や先入観に左右されず、伸び伸びと仕事をされているのはとても良いなと感じました。こういったカフェが広がってほしいです!自分も行ってみたいです。

セッションの他にも各ブース紹介のLightning Talkもあり、魅力的なサービスの紹介でワクワクしました。また、デザイナーとして生成AIをどう活用しているか?といった生の声も聞け、とても勉強になりました!来年も是非参加したいです。

ブースは一人で行く勇気がなく…(泣)
転職して、来年は職場の人を誘って行ってみたいと思います!


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