見出し画像

悩む→考える

お久しぶりです。ゆーすけです。
久しぶりにnoteを復活しました。これからも想いが溢れた時に自由に書いていこうと思います。
再会を楽しみにしていただいていた皆さん本当にありがとうございます。

今回は以前ツイートした内容から『悩む→考える』をテーマにしています。同じように見えるけど、よく考えると違うものである『悩む』と『考える』の違いとは?

これは以前ツイートした内容です。 
このツイートを基に考えていきます。

■悩むとは?

人は生きている限り悩みはつきません。一つ悩みが解決されたとしても、また新たな悩みが出てきたり、年齢を重ねたり、人生のステージやフェーズが変わる度に変化して出てくる悩みもあります。

僕の『悩む』のイメージは、ネガティブな印象を持ちます。漢字を見ても『凶』という漢字が含まれていて、『心』や『頭』にとって良くないものであるということが考えられます。悩むは頭や心の中でグルグルと回り続けていて、中々解決には至りません。回る度に違う悩みになったり、もっと深みにハマったりと悩みは螺旋を描いた終わりのない『円』のようなものです。

■考えるとは?

一方で『考える』は、ものごとに対して何かアクションを起こすことです。課題を解決したり、今の現状を変えようとしたりと、何かに向かう先があります。「考」の漢字は知識や経験が豊富という意味も含まれていて、過去から今、未来に向けて蓄積されたものが真っ直ぐに繋がっているイメージを持つことができます。考えるということは『直線』のようなものです。

■悩むと考えるの違い

悩むと考えるは一見同じようでも、分けて考えると全く違うものであることが見えてきました。終わりのない螺旋を描いた円なのか、向かう先をイメージできている直線なのかで考えると、よりイメージがしやすいなと思います。でわ、さらに別の視点を例えにして考えてみます。

服を買おうとした時に、AとBの商品があった時に、『悩む』の方では、好きな色なのかデザインなのか、自分に本当に似合っているのか、ダサくないのか、流行から外れていないか、同じような服を持っていないかなど目まぐるしく色んなことが頭に浮かんできて、試着をしたとしても、いざ買おうとすると何が正しいのかを決められずにいます。中々購入するということに繋がることができません。
一方で『考える』の方では、買おうとする服はどこで着るのか、何のために着るのか、なぜその服が欲しいのか、予算はどれくらいなのかなど、目的や意味があって購入を決めることになるので、考えに該当するものであると即決して買うことができます。
この例を併せて考えても、悩むは、中々決められずに同じ所をぐるぐると回っているようなイメージで、考えるは真っ直ぐに決めていくようなイメージになるということが分かります。もちろん、悩みに悩むということも大事なことですし、考えてすぐに判断していくこともどちらも大切なことです。でわ、果たして悩むと考えるはどちらが大切なのでしょうか。

■悩むと考えるどっちが正しい?

結論から述べるとどちらも正しいです。
悩んだことがないという人には今まで出会ったことがないですし、なんでも即決をしているように見える人でも、脳内でグルグルと思考を巡らせて、悩んでから考えて物事を決めていることもあると思います。
悩むはネガティヴなイメージと冒頭で伝えましたが、今回は『悩むだけで終わってしまうということがネガティヴである』ということが大きく伝えたいことです。悩むというのは、解決がないことなので、一日悩んでもまた次の日に悩む波がやってきて、ひどい場合は一日中悩み続けることもあります。終わりのない螺旋階段を歩き続けるのは疲れるように、思考もずっと同じことをぐるぐると考え続けていると疲れていきます。目に見えた疲労ではなく、精神の部分は心や頭の中に蓄積された疲労になっていくので、気づかないうちにしんどさで覆われてしまうこともあるかもしれません。
何度も言いますが、悩むことは決して悪いことではありませんが、悩むことから考える力を身につけて、解決や目標に向かう姿勢など、方向性を定めていくことが大切になります。現状から抜け出せないなら、新しい道筋を見つけていきましょう。

■悩む→考える

毎日同じことで悩んでいる人、寝る前に不安になって眠れなくなるなど、悩みがぐるぐると巡っている場合はどこかで考えるに切り替えていった方が心の健全になります。

具体的には考える癖をつけることです。
考える癖をつけるための方法としては

①悩みを明確化する(紙に書く、人に話して整理するなど)
②明確した悩みに対して感情(不安、悲しい、寂しい)などに分けていく
③分けた悩みに対して現実的に可能なことだけではなく、条件を外してでも、どうすれば悩みが解決できるかを大きくイメージしてみる
④③でイメージしたことから、現実的に解決できそうな手段や方法をイメージする
⑤イメージしたことから具体的にできそうなことを考える
⑥一番できそうなことからチャレンジしてみる

①〜⑥を通すことで、全ての悩みが解決できるわけではないですが、⑤で出てくる考えるという癖をつけるために非常に重要ことだと考えています。
終わりのない螺旋からどこかで立ち止まって新たな道をつくっていくためには、悩みの正体を突き詰めることや、何があれば解決に向かっていくのか、そして、何からはじめていけば良いのかを具体化させるかを繰り返していくことが大切です。そうすると、自然と悩むから考える癖が身に付いてくるようになります。

この思考は実際に僕自身がしていることですが、僕は誰よりも悩みが深くて螺旋地獄に何度も陥っていました。時には一日中同じことで悩み続けて、気づけば一日が終わっていたこともありましたし、悩む自分を悲観してさらに悩んでしまうということを繰り返していました。たくさん心は疲弊しましたし、顔つきも行動もどんどんネガティヴになっていきました。だからこそ、悩むということから考えるという癖をつけることの大切さは身をもって経験しましたし、何度も繰り返して意識したからこそ、今は悩むことから、考えて解決や目標、意味をもって行動に変えることができています。
今すぐに解決できないこともありますが、考えるは直線であるからこそ、いつか解決に導いていく瞬間もあると思います。

人だからこそ悩むのは当たり前。でも、そこで立ち止まっているよりは、考えて行動に繋げた方が後悔無く心の健康に良いものになっていきます。

もし一人では解決できないことや、悩みから脱却できない時は、僕含めてこの人になら安心して話せそうだと思える人に相談してみてください。
もちろん最後に決めるのは自分自身なので、悩みの明確化の部分や考えるまでの段階は、誰かと走りながらで良いですが、最後の行動の部分は自分で一歩踏み出していきましょう。僕にもできたからこそ、きっと皆さんにもできる考える癖をつけることが大切だと思っています。

■最後に

久しぶりのnoteを最後まで読んで頂きありがとうございました。書くということは何か大きな達成感がありますし、僕自身にとっても、思考の整理になります。できるだけ更新を続けながら皆さんに何かをお届けできるようにしていきます。
今日もありがとうございました。

優しさの研究者/月のような人

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?