無題
書きたくて
書きたくて
涙がこみあげる
こういう衝動は
俺だけなのか
よくわからない
書く内容なんてない
書く理由なんて もっとない
誰とも共有すべき事象もない
おかしいだろう
本当になにもない
俺は職人じゃないから
言われたことを書くことはない
そう自分を仕向けても
他人の言いなりにはなれない
他人に合わせているほど時間は無限じゃない
俺の時間
どうか邪魔してくれるな
自分に対してだけ
所有欲はある
自分に対してだけ
承認欲求はある
俺の時間
もう勘弁してくれ
それでいいだろう
書きたくて
書きたくて
涙がこみあげる
これは
自分に向けた
ラブレター
ありがとう。あなたの真心のサポートに感謝します。