スウェーデン備忘録⑭:活版印刷でゴーストライティング
ども、青いヤギです。
今日、地元にいる友人と電話していたのですが、
冷奴やら納豆やら、スウェーデンにない食事をこれでもかと自慢されました…w
うぅ、日本食が恋しい…(´・ω・`)
豆腐、納豆、大根、肉じゃが、豚骨ラーメン。
帰国したら絶対食べます!
今日はある町で出会った小さな博物館について書いていこうと思います!
ちなみに、本日のストックホルムの日の出は7:00、日の入りは18:11です🌕
突然ですが、ヘルシングボリにいます。
サブタイにもあるように、青いヤギは今、ヘルシングボリ(Helsingborg)にいます。
どこやねん…て思いますよね。僕もそう思います。
ヘルシングボリはスウェーデンの南西部に位置する港町。
人口は11万人ほど。
日本の街だと、滋賀県彦根市や山形県酒田市が同じくらいの人口らしい(参考)…
ううううぅむ、いまいち場所がわかりません…
「なんだよヤギ…11万ってクソど田舎じゃねーかwwwww
もっとアーバンな街でレッツパーリィしろよꉂꉂ(´ơ ∀ ơ`)w𐤔」
そう思った方、それは日本での話です、
出直してきてください(゜Σ゜(ミ(‐_‐)バカヤロー
スウェーデンは人口1042万人の国、日本のおよそ1/10です。
1000万に対する10万は、1億に対する100万と一緒。
なので比率だけで見ると、日本の政令指定都市に匹敵するほどの大きさではあります。
それゆえ、なかなかに歴史的な建築物と現代的な街並みや公共バスが入り組んでいます。
そして、お気づきの方もいると思いますが…
海の向こうに見える街…
そう、デンマークです!!Σ( ˙꒳˙ ;)ハッ!
こんなに近くに隣国が見えるなんて…
与那国島と台湾の距離なんて可愛く見えてきます。
そしてこれだけ近いということもあり、過去の歴史ではスウェーデンとデンマークで領土の取り合い。
他の街にいる住民に聞いたところ、さぞかしどっちにつくか悩んだとのことです。(この話は次の記事で書こうと思います。)
ふと立ち寄ってみた、活版印刷の博物館
ヘルシングボリの街を歩いてみると、地元の下関を思い出させるものがそこそこあります…
港と丘に囲まれた街、こじんまりとした公共施設…
そして何より…風がぶち強い!!!𓏲𓂅🍃 Σ(゚ロ゚;)ブオォォ!!
そこそこのロングコートですら、縫い目を塗って風が直で当たってきます。
そして死んだピクミンのように散っていく毛髪…
定期、定期的にオールバックです💨
さてそんな地元を想起させる街を歩いていると、ある博物館を見つけました。
(表の写真撮り忘れたのでウェブページより引用)
どうやら、活版印刷の博物館らしい…
活版印刷…はて、どこかで聞いたことあるような…
それはさておき、恐る恐る中に入ってみます。
どうやら今でも使われている活版印刷の機械や作品を展示していて、実際に作成している様子も見られるらしい。
どんな作品なのかな〜と見てみると、思いの外身近なものがたくさん!
他にも、聖書の写しや新聞記事なども!
なるほど、版画のように文字やイラストをインクでスタンプしていくのか…
ここでヤギ、活版印刷のルーツを思い出します…!
そうか、活版印刷をヨーロッパに広めたグーテンベルクか!
よくみると、当時彼が使っていたレプリカもここに…
そして、実際に今も使われている印刷機がこちら。
こちらの黒い印刷機、今年で63年目になるんだとか。
おじさまの左手にある紙が自動でスタンプの場所まで持っていかれ、押された状態で右手側に移動するらしい。
おお、かっこいい…と、この時ばかりはフランキーのマシンを見るように目を輝かせます…
どうやら今日は機械の調子が悪いようですが(🚩)、せっせと仕事をしてくれます。
そしてこの印刷工程、面白いのが、
インクの濃淡を手動で調整できるらしいΣ( ˙꒳˙ ;)ハッ!!
こうした手作りのものを見て触れる…
PCに向くことに慣れてしまった自分としては、
なかなかない経験で、とてもよかったです…
そしてグーテンベルクのイノベーションに改めて驚くと同時に、現在のタイピングがどれだけ楽になったことか…
手書き→活版印刷→タイプライター→キーボード→スマホのタッチパネル…
本当に、科学の力ってスゲーってなります…
おじさまに幽霊呼ばわりされる
作業場見学を離れた後は、せっかくなのでお土産を購入。
お会計をしようとすると、どうもお店のiPadの調子が悪いらしい(🚩)…
しばらく待ってもうまく機能しません。
「僕のバイト先でも似た経験ありますよ、わからなくなりますよね〜」
とはぐらかしてみるも、なかなかiPadの調子が戻りません…
どうやらネットワークの問題っぽいので、上の階でやってみてはと提案し、ようやく解決!
20分ほどかかりましたが、特に気になりませんでした。
ただ、こっからが面白いところ。
先ほどのおじさまがやってきて「待ってくれてありがとね」と言ってくれます。
ちょっと申し訳なさそうだったので、軽くジョークを言うヤギ。
ヤギ「このiPad、僕がこの商品を買うのを嫌がったのかもですね(> ∀ <)ノ 」
するとおじさま、これまでのフラグ(🚩)を回収せんとスイッチが入ります🔥
おじ「いやいや、もっと買わないと会計する気起きなかったんでしょ(´∀`*)
そういえば、さっき調子悪かった印刷機、君がいなくなってからたちまち元気になったよ!何か機械を故障させる電波でも発してるんじゃない?ꉂꉂ(ˊᗜˋ*)」
おじ「それに、今日の君は真っ黒な服装じゃないか。そんな寂しい服じゃ機械たちもやる気無くしちゃうよw」
ヤギ「確かに、葬式に似合いすぎた服装かもですねw」
おじ「きっと君はLabanか何かなのかもねꉂꉂ(ˊᗜˋ*)」
…………?ラーバン?
どうやらラーバンは、スウェーデンの絵本に出てくるお城のお化け。
特段人を怖がらせるようなことをしない、優しいお化けらしい。
後から画像を検索してみると、こんな感じ。
おおお、これは可愛い!!
お化けではあるけど、どこか憎めない表情…(๑•̀ •́)و✧
ちょっと嬉しくなってしまいますw
そしてこんな他愛もないジョークを言い合えるスウェーデン、いいなぁ。
ますます好きになりました(´∀`*)。
といわけで、青いヤギ、ゴーストライターデビューです!w
一緒に歩いているときに足が見えなくなっても、仲良く話しかけてくださいねw
今日はこの辺で。
次の記事も、また別の土地かもしれませんがお楽しみに。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?