見出し画像

サティ:心に触れる秘密の音楽

♪気に入ったピアノの小品を紹介しています。
演奏も録ったので、よかったら聴いてみてください。

 この素敵なタイトル。どなたが訳したのでしょうね?
 フランス語では"Musique Intimes et Secretes”と書き、Google翻訳では「親密で秘密の音楽」となりました。

 あるとき「サティのピアノ曲を全部聴いてみよう!」と思い立ち、順番に聴いていて見つけました。半分は、タイトルで一目惚れ?みたいな感じですけど…シンプルで柔らかいメロディーが気に入って、何度も繰り返し聴きました。
 短い曲が3曲続きます。


1.ノスタルジー Nostalgie
2.冷たい空想 Froide songerie
3.めんどくさい見本 Facheux Exemple

 サティは1904〜1908年ごろ、スコラ・カントルムという音楽学校で学びました。(40歳近くなってからの、あらためての学び直し!)
 その頃から少し先までの期間(1906~1913年)の、いろいろな曲のスケッチが遺稿として見つかっています。サティの弟子、ロベール・キャビーが、その中から習作3曲をまとめてタイトルをつけ出版したものが、この「心に触れる秘密の音楽」です。
※3曲目、最後のほうはロベール・キャビーが書き加えたそうです。

♪サティが気に入った方は、こちらもどうぞ!

#音楽 #エッセイ #コラム #クラシック音楽 #ピアノ #フランス音楽 #サティ