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衣替え

 今日は衣替えをしました。でも夏服を出したときのようには、いまいちときめきを感じない・・・。ふわふわのニットも、久しぶりに出す時はちょっとつぶれているからでしょうか。
 夏服は好きなものが多く「また今年もこれが着られる!嬉しい!」って、わくわくしていたのだれど、冬服(ニット)のお気に入りは、あまりないかもしれません。好きで集めているMHL.のシャツやスカートは、秋~冬~春にかけてずっと着回すので、久しぶり感があんまりないんですよね。ころころ変わる気温にも対応しやすい服なので、ハンガーにかけて、一年中出しています。

 季節の服をあらためてまとめてみると、年々シンプルになっていくなあと感じます。形も色も。ずっと同じものが好きだと思っていたのに、実際には着るものがどんどん変わっていくことがとても不思議です。「あんなに好きだったのにどうして」と・・・失恋の人みたいですね。複雑な気持ちです。この調子だと3年後は何着ているか、全く想像がつきませんね。今大好きな服はまだ着られるだろうか・・・
 たとえばコロナ以前はお気に入りだった花柄、着なくなりました。リバティプリントのトップス、形も悪くないし、柄そのものは好きなのでまだ捨てる勇気はないのですが、出番がありません。今の私には無駄に華やかすぎるというか・・・ちょっと落ち着かないんですよね。あと、鮮やかな色のカーディガンも。腕の太さが気になるため、ぴたっとしたシルエットになるカーディガンは合わせるのが難しくなりました。この夏はブラウンとグレージュを、肩掛けで使ったくらいです。
 いっぽうで、刺繍やレース、ピンタックがたくさんあしらわれたようなアンティークっぽい飾りのある服は休みの日によく着ます。生地と飾りが同色、というのが派手すぎなくて良いのかも。そこに、指輪や時計やネックレスでちょっぴりキラキラを足すくらいのバランスが今は好きです。
 意外だったのは、去年買い足したきれいめの夏ニットを、今年はあまり着なかったことと、今年買ったマーガレットハウエルの、Tシャツの延長みたいなシンプルな白いトップスが、思いがけず大活躍したことです。前者は柔らかな色味とシンプルな形が好きだったのですが、生地が体の線を拾いすぎてしまって・・・。後者は最初はゆったりすぎるかな?と思いましたが、しっかりした生地のおかげで良い感じに体型カバーされるし、ボトムスを何にしても合うし、本当に便利でした。大切なのは服がきれいめであることじゃなくて、それを着た自分の体がきれいめに見えることなんだな。

 衣替えというと、コスメにもそういう、衣替え的なものが必要なのでは?と、なんとなく感じます。春に一度整理しているはずなのに、またいっぱいになってしまったので少し減らさないとなあ〜と思うこのごろです。コスメ、スキンケアはここ一年ほどで、ますます面白くなりました。おすすめしたいものもたくさんある…!そのうち書きたいです。

#エッセイ #コラム #衣替え #新陳代謝 #日記